2016年07月20日

白銀ジャック

「白銀ジャック」                       東野 圭吾
★★★★



スキー場に爆発物!人質は客全員。犯人は身代金を要求している。

まったく無駄がなく、テンポよく話が進んでいく。エンターテインメントにおいて、読みやすさというのは大事な要素である。

同著者の「ちゃれんじ?」を以前読んだのだが、その内容では、作者はかなりスノボにのめりこんでいる。その体験が十分に生かされた小説だ。というより、たぶんその経験の中で考え出したストーリーなのだろう。

余談だが、作中に出てくるスノーボードクロスという競技はダイナミックでなかなか面白い。最近のオリンピックで正式種目となったらしい。一度観戦してみる価値はある。

私にも少しだけスノボの経験があるが、この作品はスキーやスノーボードがミステリーの要素とうまく合わさって、スラスラと読めるようになっている。

分かりやすい動機がある。容疑者もいる。しかし、あの東野圭吾がそんな分かりやすい真相を用意するはずがない。このミステリーの真相を見抜くことはたぶん無理だろう。果たして犯人は誰なのか。その目的は?

どうぞ、存分に東野ワールドを堪能していただきたい。
ラベル:東野圭吾 小説
posted by 三毛ネコ at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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