2017年02月06日

Level 1 WILLIAM TELL

「Level 1 WILLIAM TELL 」          Friedrich von Schiller
★★★



有名なウィリアム・テルの英語リライト版である。

舞台はスイス。当時はオーストリアの皇帝の支配下にあった。国民はスイスを自分たちの手に取り戻したかったが、そのきっかけをつかめないでいた。

ほぼ登場人物のセリフのみで物語は進行する。オーストリアはスイス国民に重い税金を課していたので、国民は苦しんでいた。それで国民は、スイスの統治者であるゲスラーのところへ陳情に行った。しかし、ゲスラーはその言葉を聞こうとはしない。スイス国民が必要としていたのは、現状を変えてくれる「英雄」だった。

ゲスラーは自分の執務室の前の木に自分の帽子を引っかけて、スイス国民にその帽子を見たら立ち止まり、ゲスラーとオーストリア皇帝に対する愛を示せと言う。心からそんなことをするスイス人がいるわけがないのだが。

その後、有名なあのシーンが出てくることになる。テルの息子が、テルは30メートル離れたところからクロスボウでリンゴを射抜くことができると言い、実際にやってみせることになるのだ。

この物語は子供の時に読んだことがあると思うのだが、息子の頭の上のリンゴを狙って矢を放つシーンしか覚えていなかった。しかし、この話には続きがあるのだ。それは読んでのお楽しみ。

簡単な英語(語彙が300ワード)でリライトされているので、誰でも楽しんで読めるだろう。しかし、このレベルの読み物をバカにすることはできない。私自身、リライトされた英語の小説を100冊読んだら、英語のリーディング力がグンと上がった、という経験をしている。

英語力を上げたいと思っている人はお試しください。
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posted by 三毛ネコ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語 penguin readers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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