2017年07月15日

ヘリオット先生奮戦記

「ヘリオット先生奮戦記」               ジェームス・ヘリオット
★★★★★



主人公は新米獣医のヘリオット。今日は牛の出産の手伝いをする。かなり苦戦したが、何とか小牛を引っ張り出すことができた。

ヘリオットを雇っているのはファーノンという獣医である。ヘリオットが大学の獣医学部を出たのが1937年。その年は仕事口がなく、80人で2、3の仕事を取り合う状態だった。しかし、幸運なことにヘリオットにはファーノン先生からの手紙が届き、会うことになっていた。

ファーノン先生は、ヘリオットを診療所に連れて行くと、いきなり何かの粉末に油を入れて化学反応させ、部屋を煙で充満させてヘリオットを驚かせる。なかなか茶目っ気のある人物のようだ。

そして2人は馬の往診に出かける。その馬はひづめの奥に膿がたまっていて、ファーノン先生はヘリオットにその治療を任せる。きつい手術だったが、ヘリオットは何とかやり遂げた。

ヘリオットは試験に合格し、ファーノン先生の下で働くことになる。就職して2日目の夜、ファーノン先生は外出中。そこに電話がかかってきて、ヘリオットは腹痛の馬の治療に行くことになる。ヘリオットはこの問題を解決できるのか?そして、この物語の行方は?

何しろ新米なので、一つひとつの仕事は大変である。つらい選択もしなければならない。人間の医者はもちろん責任重大だが、獣医の仕事も大変であることが分かる。悲喜こもごものヘリオットたちの日々が描かれる。難しい単語もいくつか登場してちょっとつっかえるが、単語リストもあったので、それほど苦労せずに面白く読めた。
posted by 三毛ネコ at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ラダーシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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