2007年06月24日

さおだけ屋はなぜ潰れないのか

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」      山田 真哉
★★



 会計学に使われるものの考え方を分かりやすく解説した本。内容は実に分かりやすく、一気に読めてしまう。小難しい理論や細かい数字(数字そのものはいくらか出てくるが)などは一切出てこない。それでも、棚卸資産、キャッシュフロー、棚卸減耗損などの会計用語は出てくるのだが、そのすべてにすぐに分かる解説がついているため、苦労せずに読めるだろう。

 キャッシュフローや数字のセンスについての話など、目新しい知識はけっこうある。

 ただ、あまりにも分かりやすすぎるため、読み終わっても勉強になったという実感が持てない。マンガと同じようなもので、「なるほど」とか、「面白かった」程度の感想しか出てこない。そういう意味では、著者の「会計の本質をつかんでもらおう」という狙いが成功したとは言い難い。少なくとも私は、まったくの素人が会計学に興味を持つようになるパワーを、この本からは感じなかった。

 「読みやすさ」、「分かりやすさ」の2点がこの本の特徴と言える。
ラベル:会計
posted by 三毛ネコ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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