2019年08月31日

レアル・マドリードへ移籍したサッカーの久保建英選手の特集号です。

「Number 9/12」
★★★★★



今号は18歳にしてサッカーのレアル・マドリードへの移籍を果たした久保建英選手の特集である。

いい選手だということは知っていたが、バルセロナの12歳以下のチームで、23試合連続得点、しかも62得点もしていたということは巻頭記事で初めて知った。

Jリーグでも活躍していたのだが、レアルでは3部リーグからのスタート。インパクトのあるプレーをしていたらしいが、トップチームの監督であるジダンは久保よりも、即戦力として計算できる選手を使うようだ。

結局、ニュースでも報道されたようにスペイン1部のチーム、マジョルカにレンタル移籍することになった。

マジョルカは2シーズン前まで3部リーグにいた小クラブらしい。激しく守って、攻撃はカウンター主体のチームということだ。久保の役割は相手エリアでのチャンスメイクと得点になる。久保なら、十分スタメンを獲得できるはずである。

ぜひ、ジダンをうならせるような活躍をして、またレアルに戻ってレギュラーを勝ち取ってほしい。
1部リーグで活躍し、レアルに戻って中心選手としてプレーする……。そんな日が来ることを願ってやまない。
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2019年06月01日

日本サッカー界の天才たちを特集した今号。小野伸二はやっぱり天才だったんだな、とあらためて思いました。

「Number 6/13」
★★★★



日本サッカー界に現れた(そして、現在活躍している選手も含めて)天才を特集している。

まずは久保建英。間違いなく、傑出した才能を持っている。久保は「一つひとつ自分の課題を克服していくのが好き」だと言う。彼を子供時代に指導していた中西哲生は、久保のプレーはほぼ全て再現可能だと述べる。久保のプレーの根本には理論があり、それを突き詰めていくことで、感覚にまで昇華されていると。相当の努力家である。彼の記事を読んで、きっと日本代表でも活躍してくれるだろうと感じた。

その他にも、20歳にして鹿島アントラーズの10番を背負っている阿部、19歳にしてA代表に呼ばれたサンフレッチェ広島のGK大迫、日本人で初めてレアル・マドリードの下部組織の入団テストに合格した中井卓大など、将来大化けしそうな大器も紹介されている。特に、中井卓大がレアルのトップチームに上がれるのかに注目したい。

そして、印象的だったのが小野伸二の記事。確かに天才的だった。中学時代の監督によれば、「プロの選手のビデオを見せると、どんなプレーでもすぐにマネすることができた」そうだ。しかし、本人はそれを特別なこととは思っていない。まさに天賦の才能であろう。

他にも中村俊輔や前園真聖など、天才的な選手を思い出しつつ、なつかしく昔を振り返れた今号であった。
ラベル:サッカー
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2019年04月13日

イチローの引退特集号です。

「Number 4/25」
★★★★★



イチローの引退特集号である。

天才打者も、やはり年齢には勝てなかったか、という感想を持っていたのだが、今号によれば、イチロー自身は年齢とは関係ないと思っていたようだ。

毎試合スタメンで4打席に立って、その中で自分のバッティングを修正していく。そして、毎年4月の1か月間でその年の形が決まっていくという。キャリアの終盤、打席数が減ってそれができなくなったことが引退につながったとイチローは考えている。まあ、打席数が減ったというのが衰えたということなのだと思うのだが。

それでも、イチローの走力は45歳になって明らかに上がっていた。現役最後の打席、イチローの一塁への到達速度は3.78秒だった。メジャーでは、4秒を切れば俊足とされる。だから、イチローは「40歳を過ぎて走力は上がっているので、バッティングの能力だけが落ちているとは考えにくい」と言っていたのだ。

その走塁も、レーザービームも、もう見られないと思うと残念でならない。そして、メジャーリーグが始まると、毎朝新聞でイチローのヒット数や打率を確認するという楽しみがなくなってしまうことが、何よりも寂しい。年号が平成になって出てきたスーパースターが、平成が終わるこの年にグラウンドを去る。一つの時代が、確実に終わった。
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2018年12月09日

Number 12/20

「Number 12/20」
★★★★★



森保ジャパンになって、サッカー日本代表の試合は5試合全て観た。Jリーグ勢で固めたキルギス戦の前半以外は、非常に面白かった。特に、格上のウルグアイとの試合は打ち合いになって楽しめた(結果は4-3で勝利)。

その中心になっているのが南野、堂安、中島の3人である。今号では、この3人の記事から始まる。

南野は目標をきちんと立てて、そこから逆算して今やるべきことをする選手。最近は、取り組み方を変えて、目の前のことだけに集中するようになったようだが。

堂安は、日本代表の全員がライバルだと公言する、ギラギラした選手である。将来は、プレミアリーグに行って活躍し、スペインリーグのバルセロナやレアル・マドリードに行きたいと思っている。

中島は、サッカーが大好きな子供がそのまま大人になったような男である。彼のプレーは、見る者をわくわくさせる。試合を楽しくしてくれる選手だ。

そんな3人が中心となって活躍する森保ジャパンの試合は、スピーディーで躍動感があり、見ていて面白い。日本代表ってこんなカラーのチームだったっけ?という感想が湧いてくる。今までの代表らしさを引き継いでいない、全く新しいチームになったように感じられるのである。

今号によると、新生日本代表の森保監督は、情熱家でありながら、すごくドライな面もある。誰に対しても平等にチャンスを与える。希代の策士家か、単なる「持ってる男」か。そんな彼が率いる日本代表に、これからも大注目である。
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2018年07月11日

Number 7/17 臨時増刊号

「Number 7/17 臨時増刊号」
★★★★



いやー、ベルギー戦惜しかった。1点先制の時は「よし、いい流れ!」と思い、乾の2点目には「ひょっとしたら勝てるかも?」と思ったのだが、やっぱり世界は甘くなかった。ベルギーが身長の高い選手を2人入れ、高さのある選手が絡んで同点にされてしまったのだ。そして、終了間際のカウンターからの決勝点。悔しい……。

後半アディショナルタイムの決勝点は、コーナーキックを蹴った日本の本田がショートコーナーなどで時間稼ぎをしていれば防げて、延長に持ち込めた、とイタリアでは言っているらしい。たしかに、それなら別の展開が臨めたかもしれない。PK戦になった可能性もある。しかし、日本は時間内で勝ちにいったのである。カウンターの対策をしていなかったのがまずかったのであって、本田を責めるべきではない、というのが元日本代表監督のザックの意見である。

オシムも「いい試合だった。日本は本当に素晴らしかった」と称えている。同時に、「ミスは犯さないように修正していくべきだ」とも。

今号で乾は、上げるべきなのは攻撃力だと述べている。それも大事だが、2-0のリードから3点を失ったことを考えれば、やはり守備力の強化を優先させるべきだろう。ある本には、「攻撃はセンスも必要なので教えることができない部分もあるが、守備はいくらでも教えられるし、鍛えることができる」と書かれている。日本が守備力を強化し、4年後にはベスト8以上に進めることを期待したい。
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2018年07月03日

Number 7/9

西野ジャパン、惜しかったですね。2点目を取った時はひょっとしたら勝てるかも、と思いましたが……本当は昨日アップすべきレビューですが、一応記念に載せておきます。

「Number 7/9」
★★★★



西野ジャパン、ベスト16進出!とくれば、嬉しいことのはずなのだが、ポーランド戦の終わり方のために、あまりポジティブな感慨が湧かない。しかし、冷静に考えてみれば、日本代表の戦い方の引き出しが1つ増えたということであり、日本サッカーにとっていいことなのだろう。次に優勝候補のベルギーとガチンコ勝負ができるのも、グループリーグを突破したからこそである。ポーランド戦でスタメンを6人も入れ替えたのも、ベスト16の先の戦いを頭に入れてのことだっただろう。

西野監督は賭けに勝ったのだ。

今号で目を引くのは、「半端ない」FW大迫勇也選手の記事である。彼はこの4年間で成長した。ブラジルW杯でも先発で2試合に出ているのだが、その時の大迫のプレーは印象に残っていない。それほど目立った活躍はしなかったのだろう。しかし、今大会のコロンビア戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたように、大迫のうまさが際立った。体の使い方が上手いので、敵を背負って後ろ向きでボールを受けても、そこから反転して前を向き、パスを前に出したりシュートしたりできるのだ。そんなことができるのも、ブンデスリーガに行ってから横隔膜をうまく使うトレーニングをしたおかげらしい。成長の陰には人知れぬ努力があったのだ。

そして、元日本代表監督のオシムはポーランド戦について「満足のいく試合とは言えない」というコメントを残している。また、目標を一つ達成したのだからまずは満足すべきだが、これで終わったわけではないとも言っている。

次のベルギー戦、死力を尽くして勝利を目指してほしい。たとえ、それがどんなに厳しくても……
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2018年06月15日

Number 7/19

「Number 7/19」
★★★



いよいよサッカーW杯が始まる。

巻頭インタビューは西野朗監督。5月30日のガーナ戦で3バックを試したのは、W杯本番で予想される様々な状況に対応するためだという。1つのシステムだけでは難しいので、選手たちに3バックの感覚を持ってもらいたかったのだ。

また、「日本化されたサッカー」をやろうとしているようだ。コレクティブにボールを動かしながら、相手の守備を突破し、一人ひとりの特徴を生かしてほしいと言っている。

西野は、戦術に選手を合わせるのではなく、選手の特徴に応じてチームを作っていく。Jリーグの監督時代からそれは変わっておらず、また選手には攻撃的マインドを持たせるという。攻撃的なサッカーを好む監督ではあるが、まずチームに求めるのは、意外にも守備の意識である。それも、前でボールを奪うことで攻撃的なサッカーを体現しようとしている。

コロンビア(FIFAランキング16位)、セネガル(FIFAランキング27位)、ポーランド(FIFAランキング8位)。日本は61位だ。FIFAランキングを見ても分かるとおり、どのチームも日本より格上だ。そして、今号のそれぞれの国の記事を読むと、どのチームも手強い。

しかし、「日本がサプライズを起こせる可能性は大いにある」と言う人物がいる。あの元日本代表監督のオシムである。万全の準備をすれば、日本もサプライズを起こせるというのだ。現状では、オシムの言葉を信じ、日本代表が100%、いや120%の力を出し切れることを祈るのみである。
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2018年04月26日

Number 5/17

「Number 5/17」
★★★★★



マリナーズに戻ったイチローの特集号である。

巻頭のロングインタビューで、イチローは言う。

「人の何倍もの努力なんて、できっこない。自分の限界を少しだけ超えることを積み重ねてきただけ」と。そうして年を積み重ねてきたという自信があるから、心が折れることがあっても泰然としていられたのだ。

また、「ムダも大事だ」とも言う。結果が出ていれば、何も変える必要はないと考える人は多いが、いろいろ試行錯誤し、遠回りしてこのやり方が正しいというところに戻ることは大きいとイチローは言うのだ。次元は全く違うが、私も集中的に英語の学習に取り組んでいたころ、結果は出ていたが、数多くの勉強法を試し、自分にとって効果のある学習法を見つけることができた。ムダな試みも多かったと思うが、結局は自分にとってプラスになったと感じる。

いつも思うことだが、イチローの言葉には含蓄がある。アスリートでありながら、哲学的でもある。

二刀流の大谷選手の活躍も楽しみだが、イチローにも、本当に50歳を目標に頑張ってほしいものだ。新聞やニュースでイチローの打率や安打数を見る、という楽しみがもう少し続くように……。
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2018年03月18日

Number 3/29

「Number 3\29」
★★★★★



サッカーのロシアW杯が近づいてきた。果たして、本田圭佑は日本代表に選ばれるのか。ハリルの判断は難しい。明らかにコンディションは良くなっているが、メキシコリーグで戦っていることがマイナス材料になるかもしれない。

しかし、巻頭記事にもあるが、本田はここ2大会(南アフリカ、ブラジル)で日本が挙げた6点のうち、アシストも含めて実に5得点に絡んでいるのである。実績も、W杯での経験もあり、コンディションもいい。そんな選手を、簡単に外していいのだろうか。

この後、南アフリカW杯の対デンマーク戦など、本田が活躍していた懐かしい場面の記事がある。改めて、本田が日本代表でしてきた貢献を思い返さずにはいられない。

現在のシステムである4-3-3の左のインサイドハーフで本田を起用したら、という記事もあったが、W杯本番で、親善試合でも試したことのないポジションで本田を使うことはまずないだろう。

しかし、いざという時(特に、相手に引いて守られた時)の切り札として本田を置いておくのは一案である。状態もいいし、今でもいざという時に何かしてくれそうな選手ではあるので。

W杯出場選手の発表が楽しみだ。
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2018年01月14日

Number 1/13

「Number 1/13」
★★★★



サッカーロシアW杯、グループH。相手はポーランド、コロンビア、セネガル。今の日本代表と比べると、いずれも格上だ。

今号では、ハリルホジッチ日本代表監督がW杯の展望を語る。完璧な準備をすれば、初戦のコロンビアに勝つことも可能だという。ブロックを作ってプレスをかけ、奪ってから縦に速い攻撃をする、という方向性は変わらないようだ。それが、今日のサッカーだからだと言う。日本には個の力で違いを作り出せる選手がいないので、コレクティブなサッカーを強化していくしかないのだ。

また選手選考では、岡崎、香川、本田に対してもポジションを保証していない。これがハリルホジッチのやり方だ。

そしてハリルは、机上の議論ではポーランドなどの方が優れているが、ピッチの上の現実はまた別で、ひと試合ならあらゆる可能性があるという。それを予選3試合で実現するためには、あと6か月間、メンタル、フィジカル、戦術のあらゆる面で綿密な準備をしなければならない。そして、勇気を持ってリスクを冒す必要がある。それがハリルのスピリットである。

最近の日本代表の試合を見ると、本当に大丈夫かな、と思うことが多いのだが、ハリルのスタンスは全くぶれていない。この監督ならやってくれる、という希望を十分に持たせてくれる今号だった。
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2017年09月09日

Number 9/15 臨時増刊号

「Number 9/15 臨時増刊号」
★★★★★



やった!!サッカー日本代表、ロシアW杯出場決定!

というわけで、W杯出場決定を受けての臨時増刊号である。

巻頭記事にも書かれているように、オーストラリア戦の浅野と乾、井手口の先発起用はかなり大胆だった。どちらかと言えば、浅野はスピード、乾はドリブルで、途中出場して試合のリズムや流れを変える選手だと思っていた。そのため、こんな起用をしてこの試合は大丈夫か、と思ったものだ。しかし、結果的にはこの采配が当たった。この記事によれば、ハリルホジッチ監督は、前回W杯では、アルジェリア代表を率いて4試合全てで先発を入れ替えたという。それでハリルは「奇術師」と呼ばれた。まさに、オーストラリア戦はそんなハリルの特徴がよく出た試合だった。

ハリルになってから、戦術的な引き出しは確かに増えた。日本代表に招集する選手をどんどん入れ替えることにより、選手間の競争も激しくなり、チームは活性化した。

豪州戦では、21歳の井手口と22歳の浅野が点を取ったのも大きい。

オーストラリア戦では、相手のほうがボールのポゼッション率は上だった。オーストラリアは実力がほぼ互角の相手だが、W杯で格上の相手に当たった場合には、当然日本よりも相手のポゼッション率が高くなるだろう。その時、豪州戦のような試合運びができれば、勝てる確率も高くなる。

簡単ではないが、ここからさらに1段階、2段階のレベルアップをして本番に臨んでもらいたい。ハリルの名采配と選手の活躍を大いに期待したいと思う。
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2017年08月25日

Number 9/28

「Number 9/28」
★★★★



サッカーのW杯出場を賭けたオーストラリア戦が迫っている。

巻頭言はオシム元日本代表監督。オーストラリアは優れているが、日本も悪いチームではなく、相手に警戒されるべき存在だという。必要以上に悲観的にならず、勝つために全ての力を尽くし、すべてを試みるべきだと主張する。

日本代表の長谷部も似たようなことを言っている。日本は現在グループ首位で、ホームで自力でのW杯出場を決められるチャンスがある。だから、いい意味で「楽観的」になるべきだというのだ。

福西崇史の「オーストラリアに勝つ方法」も興味深い。現在のオーストラリアは粘り強く、パスをつないで崩すサッカー。しかも、その完成度は右肩上がりに高まっている。そんな中で日本が勝つ方法とは。福西は、前線からプレスをかけて、サイドの高い位置に起点を作り、相手のサイドを下げさせるべきだと主張する。攻略のキーマンに挙げるのは香川。香川の特長をオーストラリアは嫌がるはずだ、という。

次の試合が大一番となる。オーストラリア戦で決められなければ、アウェーでサウジとの最終戦が待っている。不可解な判定があるかもしれないし、何が起こるか分からない。だからこそ、次で決めておきたい。代表候補の選手たちはそれぞれの決意を胸に、豪州戦に臨もうとしているようだ。

そんな覚悟を感じ取れた今号だった。
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2017年06月03日

Number 6/15

「Number 6/15」



サッカー日本代表特集である。

DFの吉田麻也は、ザックジャパンよりも今のハリルジャパンのほうが強い、と思っており、ブラジル大会と同じ組み合わせならベスト8まで行ける自信はあると言う。日本代表のキャプテンとして、なかなか頼もしい言葉である。

成長したFW、久保や大迫の記事もある。久保はビッグクラブで活躍したいという思い、大迫はW杯で活躍したいという気持ちがあるようだ。

そして、最も印象に残ったのが、新旧「KOH」取扱説明書である。古いKOHは香川、岡崎、本田の3人。新しいKOHは久保、大迫、原口だ。新しいKOHのほうは、3人ともスペースでの1対1で縦に仕掛ける技術、走力、スピードがある近代的なアタッカーだ。年齢的にも、そろそろ新旧の「KOH」の世代交代の時期だと思うが、それは各選手の活躍次第。さて、これから生き残る選手が誰になるか、興味津々である。

W杯予選も、残りはアウェーでイラク戦、ホームでのオーストラリア戦、そして最後はアウェーでのサウジアラビア戦である。W杯出場が決まるまでは、一つも気を抜ける試合はない。

新旧の選手がうまく融合し、ロシア行きの切符をつかみ取れることを信じたい。
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2017年01月13日

Number 1/26

「Number 1/26」
★★★★★



テニスの2017年シーズンが始まった。日本人として注目するのは、もちろん錦織圭である。

2016年はタイトルこそ1つだけだったが、自己最多の58勝を挙げ、実り多いシーズンだった。今年はどうだろうか?

今号によれば、錦織はマリーとの差は「僅差」だと思っているらしい。実際、去年も全米で勝ったし、手応えはあるのだろう。

一方、ジョコビッチは苦手にしている。まだ有効な対策も見つかっていないという。

2014年は挑戦者として勢いだけでプレーできた。しかし、今は相手も錦織を研究してくるので、簡単には勝てなくなっている。錦織が現在求めているのは「メンタル面の強化」だという。いろんな意味でのタフさが必要なのだ。

具体的に、マリー、ジョコビッチに勝つにはどうすればいいのか。

ジョコビッチは前回の対戦を分析し、ボールの弾道を変えたりして考えたプレーをしているらしい。もちろん、錦織も考えて対策を練っているのだろうが、ジョコビッチを倒せるほどではないということだろう。もう少し攻めに遊びがあり、またネットプレーなどで一試合の中での走行距離が増えればいい、というのがジョコビッチに対する心構えである。

マリー対策は、ファーストサーブに対するリターンの速度を上げ、バックハンドのダウンザラインなどをうまく使いながら展開を早くしていくことだという。

どちらも、簡単にできることではないが、錦織はまだ27歳。伸びしろはまだあるはずなので、何とかマリー、ジョコビッチを超えて日本人初のグランドスラム制覇を成し遂げてほしいのものだ。
ラベル:錦織圭 テニス
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2016年11月19日

Number 11/25

「Number 11/25」
★★★★



日本代表、サウジアラビア戦勝利。勝っただけではなく、内容も良かった。高い位置でプレスを連動して掛け、相手に思うように攻撃させない。ボールを奪ったら素早く攻撃に移る。4試合連続ゴールを決めた原口も、やっとハリルが言う「デュエル」の部分が発揮できたと言っている。

清武や大迫の記事もあるが、本田や岡崎に替わって彼らが活躍したのも大きい。

そして原口の記事もある。2014年から肉体改造を始め、ケガをしない体作りをしてきた。そして、トレーニングの内容や身体のケアを手帳に細かく記していた。そんな地道な努力が実り、現在の活躍につながっているのだろう。

「ハリルホジッチの頭の中」と言う記事も印象に残った。ハリルが学ぶものがある、と言うのは今年のEUROの決勝トーナメント1回戦でイングランドを破ったアイスランド。勇敢に全力で戦い、組織的なスピリットが高く、良い守備をする。ハリルのサッカーの方向性はスペインよりアイスランドなのだ。

そして、日本人はおとなしいと指摘している。試合では、感情を爆発させ、表現していかないとやられてしまうと言う。

その点でも、サウジ戦は良かったと思う。プレーしている選手はみんな必死で走り、しっかりと守備をし、攻守の切り替えも速かった。絶対勝つという気持ちが前面に出た試合だった。

後半戦も厳しい試合が続くが、サウジ戦のような日本代表なら大丈夫。きっと、ロシアW杯への切符をつかめるだろう。
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2016年09月10日

Number 9/16 臨時増刊号

「Number 9/16 臨時増刊号」
★★★★★



ロシアW杯最終予選、初戦UAEに1-2で敗北。しかし、そんなに悲観することもなさそうだ。

今号に、残り試合4勝3分1敗でW杯出場権は獲得できるという記事があるのだ。過去の2位での予選通過国のデータから弾き出した数字のようだ。あくまでも、これまでのデータからの計算にすぎないので、その通りにうまくいくとは限らない。だが、少なくとも「初戦に負けると、W杯出場確率0%」というデータよりは具体的で、試合をする上で参考になる数字だし、何より希望を与えてくれる。

本田へのインタビュー記事もある。彼は、まだ自分はサッカー選手として伸びていると感じているそうだ。能力が落ちてきたら辞める、とも言っている。選手としては2018年W杯までと思っているようなので、これからも日本代表をロシアに導く大活躍を見せてほしい。

ドイツリーグ、マインツの武藤の記事もある。彼は、本田、香川を超えたいと言っている。確かに、本田や香川ばかりがいつまでも主力では困る。いい意味での世代交代が必要なのだ。勢いのある若手と円熟したベテランとの融合によってチームは活性化していく。

日本代表前監督のアギーレもインタビュー記事で言っている。「短期間で最大限のパフォーマンスを出すことを求められるW杯のような国際大会では、年齢の低い選手は確実に必要になってくる」と。

タイ戦の浅野や原口のように、この最終予選、若手選手の大いなる奮起を期待したい。
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2016年08月14日

Number 8/26 特別増刊号

「Number 8/26 特別増刊号」
★★★★



イチローの3000本安打達成記念の増刊号である。

2013年ごろから、イチローの加齢による衰えがささやかれるようになった。成績も下降気味である。昨シーズンの打率は.229。さすがにイチローも衰えた、もうすぐ引退ではないか―。そんなことを考えざるを得なかった。しかし、今シーズン、彼は見事に復活した。代打と先発との併用のため、安打数はさほどでもないが、もし今シーズン全試合に先発していたら、200本とは言わないが、確実に150安打ぐらいはできるだろう。それぐらい今のイチローは好調だ。

イチローが特別なトレーニングマシンでトレーニングをしている写真もある。彼はそのマシンでのトレーニングを欠かさない。筋肉をつけるためのものではなく、筋肉や関節の柔軟性を保つためのものだそうだ。イチローがこれだけ長くメジャーでやってこられたのも、このマシンのトレーニングによるところが大きい。このマシン、特注で全部揃えるのに「家一軒は建つ」そうだ。しかし、それは必要経費というものだろう。

今号によれば、イチローは壁にぶつかっても、それを肉体や年齢のせいにせず、技術的な面を改善することによって乗り越えてきた。すごいのは、自分で年齢という限界を決めてしまわないことだ。本当に50歳まで現役でやれるかもしれない。メジャーリーグ専門の記者によれば、「あと2年はやれる。安打数は200本ぐらいは行けるだろう」という。しかし、本当に50歳までできれば、夢の日米通算5000本安打だって不可能ではないのだ。メジャーでやれなくても、日本に帰ってくれば達成できる可能性はある。

そんな夢を見させてくれるイチローは、(分かりきったことだが)やはり尋常な選手ではない。
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2016年06月04日

Number 6/16

「Number 6/16」                   
★★★★



大記録がいよいよ近づいてきた(メジャー通算3000本安打まで37本、日米通算安打世界記録まで15本、2016年6月2日時点)イチロー。

今シーズン、4月16日のブレーブス戦6回、イチローは代打で出場するはずだった。しかし、相手が左投手に交替すると、マーリンズの監督はイチローに右打ち選手の代打を送ったのだ。結局その采配は失敗に終わったが。

しかし、翌日の試合、6回からセンターに入ったイチローは2安打1打点1盗塁の活躍。前日の扱いに対する不満の色も見せず、いつも通りにルーティーンをこなし、きちんと結果を出して見せた。

イチローは毎日、寸分変わらぬルーティーンをこなし、周囲からは「ロボットのようだ」と言われるという。ラグビーの五郎丸選手のように、決まった行動をすることで気分が落ち着き、集中力を高めて安定したパフォーマンスを発揮することができるのだろう。上述の、代打の代打を出された次の試合の活躍などは、そのことを証明したと言える。

あのピート・ローズは42歳で121安打、その後の2シーズンでは連続で107安打したらしい。今シーズンの好調ぶりを見ると、まだまだイチローもいけるのではないかと思わせるデータである。

イチローの毎試合の安打数や打率を楽しみにしてきたファンとしては、1日も長く活躍し続けてほしい。
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2016年05月01日

Number 5/19

「Number 5/19」
★★★★★



今シーズンのサッカー欧州リーグ、信じられないことが起きつつある。イングランドのプレミアリーグで、降格候補と言われたレスターが優勝を目前にしているのだ。金のない弱小クラブのはずなのに、なぜこんな展開になっているのか。

カウンターを主にしたラニエリ(監督)と選手の特性が完璧にマッチしたこと、今シーズンのプレミアが荒れた展開になっていること、レスターがFAカップとリーグカップで早々に敗退し、リーグに専念できたこと、などが理由らしい。

さらに、そこに岡崎慎司という日本人選手が入っているのもすごい。彼自身、移籍した時は残留争いをするチームなのだろうと思っていたそうだ。しかし、思いもよらぬチームの快進撃。岡崎も見事なオーバーヘッドでのゴールなど、奮闘している。いよいよ岡崎自身初となる(移籍1年目なので、当たり前だが)プレミアリーグ優勝が近づいてきている。

ラニエリは、今シーズン就任してからチームをあまりいじらなかったらしい。選手たちは、昨シーズンラスト2か月に結果を出せたハードワークとカウンターに手応えを感じていた。それを知って、ラニエリは自分の用意した戦術や練習メニューを捨てたのだ。彼が選手たちに特別にやらせたのは、守備練習だけだった。しかしその成果で今シーズン後半、レスターは1-0の勝利が増えたのだ。

最近はそうでもなくなったのかもしれないが、ロースコアのゲームであるサッカーでは、時にジャイアントキリングが起こりうるのが楽しみの一つ。そんなサッカーの醍醐味を体現してくれているレスターは、ファンならずとも応援したくなる。あと3試合。頑張ってほしい。
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2016年03月24日

Number 3/31

「Number 3/31」
★★★★★



サッカー日本代表特集である。

トップ記事はサッカー日本代表監督、ハリルホジッチへのインタビュー。彼によれば、チーム作りの第一段階は順調だったという。しかし、日本代表はもっと進化できるとも言っている。課題は攻撃である。ハリルは、アグレッシブさが足りないと言う。ボールを支配しながら、バイタルエリアでアグレッシブなプレーができないのは、何かそれができない精神的なバリアがあるのだろうと。

また、ハリルは非常に仕事熱心である。国内(Jリーグ)の選手だけを集めて合宿を行う監督は珍しい。彼は、これまでの代表監督としての成功は、このやり方をしてきたからだと主張する。まあ、今の日本の実力を考えれば、W杯出場は大丈夫だろう。今は第二段階で、予選を突破してからが第三段階だそうだ。ディテールが重要で、あらゆる戦術的な準備をして本大会に望むつもりのようだ。

仕事熱心で戦術家のハリルなら、きっと日本代表をうまく導いてくれるだろう。そう期待させてくれる記事だった。

五輪代表の手倉森ジャパンにも期待したい。手倉森監督は、堅守速攻、遅攻、賢いポゼッション、リスタートの有効活用、したたかな試合運びのような戦い方の引き出しを全てそろえて、相手によって有効な武器を選ぶという。現実性と柔軟性を兼ね備えた監督なのだ。オリンピックが楽しみである。

他にも、本来の調子を取り戻した本田圭佑や、新天地で奮闘している岡崎の記事などもあり、今後の日本選手と日本代表の活躍が楽しみになる号になっている。
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2016年03月05日

Number 3/17

「Number 3/17」
★★★★



今号はサッカーJリーグがメイン。

トップのインタビュー記事はガンバ大阪の遠藤。彼は、今のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)でJのチームが優勝できないのは、他国のチームのレベルが上がっているせいだという。「Jリーグの戦術はガラパゴスか最先端か」という本によれば、Jリーグの戦術はヨーロッパの最先端に近づきつつあるらしい。Jのレベルは決して低くはないのだ。去年のクラブW杯の広島の活躍を見ても、それは明らかである。他の国のレベルが上がっているため、かつてガンバ大阪や浦和レッズがACLを制した時より優勝は難しくなっているが、そのうちまたACLでタイトルを取れる時が来ることを信じたい。

サンフレッチェ広島のフォワード、浅野拓磨の記事もある。浅野の中学校の時のサッカー部監督によれば、彼は「速さだけではなく、うまさもある」子だったらしい。確かに、韓国とのアジア選手権決勝の2ゴールは見事だった。特に一点目はうまくボールを浮かせて決めた、技ありのゴールだった。

浅野は広島の将来のエース候補だ。去年のように、途中出場してゴールを決めるスーパーサブではなく、スタメンでも活躍できる選手に育ってほしい。将来のフル代表のエースになるためにも・・・そんなことを思わされた。

今年のJリーグをもっと楽しめる、そんな内容の今号である。
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2016年02月08日

Number 2/18

「Number 2/18」
★★★★★



祝、サッカーU23五輪出場&アジア制覇!

今号はU23日本代表に関する記事が中心である。トップ記事はU23アジア選手権での手倉森監督の采配に焦点を当てている。

確かに、この大会、監督の采配は冴えていた。普通、毎試合先発メンバーを入れ替えるなどということはしないと思うのだが、手倉森はそれを実行したのだ。それには、選手の疲労を分散させ、選手全員がポジションを争い、自分が試合に出て勝つという当事者意識を持たせる意味があった。

そして、選手交代もピタリと当たった。これは、手倉森監督が交代に明確な意図を持たせ、選手全員がその意図を共有したからである。交代選手が活躍したのはまぐれではない。

振り返ると、若いチームのせいか、1試合1試合成長してきた感がある。「勝負弱い」などと言われていたようだが、今大会の決勝などを見ていると、むしろ勝負強いという印象を受けた。1勝するたびにチームは自信をつけ、あの決勝での逆転劇につながったのだろう。

本当に五輪でメダルが取れるのでは? そう思わせてくれる活躍ぶりだった。

リオでの彼らの大活躍を期待したい。
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2016年01月07日

Number 1/21

「Number 1/21」
★★★★



今号は「2016年の16人 挑戦者たち。」と題して、16人のアスリートについての記事がメインになっている。

その中でも、やはりイチローには期待したい。去年と同じヒット数(91本)でも通算最多安打記録(あと43本)、メジャー通算3000本(あと65本)は達成できる。常に100%の準備をし、1打席1打席にベストを尽くす彼なら、また3割を打つことも可能なはずである。

サッカーのハリルホジッチの日本代表も楽しみだ。ハリルによれば、日本代表(世界ランク53位)は世界の各国代表の中では3部リーグに位置する。彼がアルジェリアの監督に就任した時も、ランキングは52位だった。しかし、ブラジルW杯後はランキングが15位にまで上がったのだ。彼の手腕は確かである。ハリルは、日本がステップアップするために必要なのは堅い守備で、ブロックを作って前に進みながら守ることにトライしているという。これにより速攻が可能になり、より効果的に攻撃できる。また、彼は日本代表にはかなりの伸びしろがあると見ており、どうすればチーム力が向上するかも分かっているらしい。今はまだ、選手の組み合わせをテストしている段階なので、これから次のW杯までにチームが完成し、W杯本番で「世界と戦える」チームができてくるのだと思う。これからが楽しみだ。

今年もアスリートたちの「挑戦」が実を結び、確かな結果が出る1年になりますように・・・。
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2015年10月02日

Number 10/8

「Number 10/8」
★★★★



今号のトップ記事はサッカーの香川真司である。今シーズン、本来のパフォーマンスを取り戻した香川。ブラジルW杯で結果を出せず、復帰したドルトムントでも不調が続いていた。それが今シーズン好調な理由は、当たり前のことだが、初心に戻り人よりトレーニングをするようになったこと。トレーニングについて注意深く考え、取り組むようになり、また試合前にその試合のイメージを持ち、身体のケアもしっかりとするなど、試合前の準備をするようになったことだという。今は24時間、サッカーがどうしたら上手くなるのか考えているらしい。やはり、そのぐらいの意識でないと競争の激しい欧州のリーグ(ブンデスリーガ)で結果を出すことはできないのだろう。

自分のパフォーマンスに一喜一憂せず、1つひとつのプレーを丁寧にしていく。試合が終われば、次の試合に意識を向ける。それが現在の香川である。

香川だけでなく、今シーズンのドルトムントが好調なのは、監督が替わったおかげでもあるようだ。新監督トゥヘルはプレスをかけてボールを奪い、ショートカウンターというそれまでのサッカーだけでなく、ポゼッションサッカーをプラスするようになった。チームの状態がいいからこそ、香川も調子よくプレーできているのだろう。

香川の活躍でドルトムントがチャンピオンズリーグで優勝したら・・・達成は困難ではあるが、ぜひ実現して日本人初の欧州チャンピオンズリーグ制覇選手として歴史に名を刻んでもらいたい。
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2015年08月31日

Number 9/3

「Number 9/3」
★★★★



今号はサッカー選手、本田圭佑の特集である。彼は最近、オーストリア3部のサッカークラブの実質的なオーナーになった。そこで見据える目標は、日本人を含めた才能のある若手の選手をヨーロッパの強豪クラブに送り出す、ということらしい。レベルはJリーグの方が高くても、Jリーグよりもヨーロッパの2部リーグの方がスカウトからも注目されやすいのだという。今でも日本代表の主力は欧州勢だが、本田が目標をぜひ実現して日本代表にもヨーロッパで活躍する優秀な選手がもっと入ってくるようにしてほしいと願う。

本田はハリルホジッチが超一流(本田の基準だが)の監督だと言っている。また、優れたモチベーターであるとも。別の記事では、ハリルホジッチの東アジアカップでの采配が厳しく批判されている。だが、まだ監督になってから日が浅い。本当の手腕が試されるのはこれからだろう。

そして本田は、自分がプレーしたいトップ下像を貫くのならミランより別のチームに移籍した方がいいと言う。しかし、彼はミランで何かを成し遂げてから出て行きたいと思っているのだ。そのため、新監督(ミハイロビッチ)が求めるトップ下のイメージに合わせるようにしながら、自分の理想も追い求めていきたいらしい。人一倍の努力家であり、自己分析もしっかりしている本田なら、それができるのではないかという気がする。これから本田がどんな風に進化していくかを見届けたい。
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2015年07月15日

Number 6/18

「Number 6/18」
★★★★★



サッカー日本代表新監督、ハリルホジッチ。彼は就任以来、スタッフと手分けしてJ1の全試合を視察し、ヨーロッパクラブに所属する日本人選手もほぼ全てチェックしているという。私の知る限り、こんなに熱心な代表監督はいなかった。

彼は、「多くのディテールが違いを生み出す」と言う。この言葉、名将オシムが言っていたことと同じなのだ。優秀な監督の考え方は自然と似てくるのかもしれない。

また、スター選手を尊重するのではなく、スター選手もチームのために尽くさなければならないと言う。さらに、いい選手は誰でも代表に選ばれる可能性があり、そのためにチーム内でどんどん競争させるという考えのようだ。この点は、メンバーをほぼ固定していたザックとは異なる。代表監督に必要なポリシーをしっかりと持っていると感じさせる。

日本サッカー協会との交渉で、監督に決まる前から日本の課題を指摘して「自分が監督になったらこうする」という具体的なプランやアイデアを出したのはハリルホジッチ1人だったという。彼の仕事熱心さがよく分かるエピソードである。また、ザックやアギーレは日本のストロングポイントを伸ばそうというアプローチだった。しかし、ハリルホジッチは日本代表のいいところは認めるが、短所も改善しなければならないという考えらしい。それはそうだろう。長所ばかり伸ばしても、相手国も日本の弱点を研究してくるはずなので、弱点も解消していく必要はある。また、「相手が変われば戦略も変わるので、それに合わせてメンバーも入れ替えるべきだ」という考えを持っている。これも非常に合理的な主張である。

彼は言う。「このチーム(日本代表)はもっと速く、もっと強くなれる。そしてこの冒険がロシアに続くと期待している」と。その言葉と手腕に大いに期待したい。
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2015年06月27日

Number 7/2

「Number 7/2」
★★★★★



錦織圭はウィンブルドンで結果を出せるのか。トップ記事では、松岡修造がいつも通り、熱く語る。錦織がウィンブルドンで好成績を出すために必要なこと。芝のコートなのでイレギュラーバウンドしやすい。だから、ミスをしてもイライラしないこと、そしてサービスのリターンをしっかりとできれば結果がついてくるはずだという。抜群の対応力、俊敏さ、予測力を持った錦織が、テニスの聖地でどれだけの結果を残せるのか、楽しみである。

全仏のツォンガ戦の記事もある。強風のやりにくい状況の中、錦織はミスを連発する。それは強風のせいばかりでなくツォンガの、守りに徹して錦織のミスを誘う作戦にはまってしまったためらしい。確かにあの試合、テレビ観戦していて、錦織の調子がやけに悪いなと思っていたのだが、真相はそういうことだったのだ。それでも第3、第4セットを奪い返したのはさすがに世界ランク5位だと思わせた。結局、最終セットを落として負けてしまったが、去年の1回戦敗退のことを考えれば、一応の結果(ベスト8)を残したと言える。

まだまだ年齢的にも伸びしろがあるはずなので、これからのさらなる飛躍に期待したい。
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2015年05月04日

Number 3/19

「Number 3/19」
★★★★



この号は、Jリーグの宇佐美、柴崎、武藤の記事で始まる。いずれも「プラチナ世代」と呼ばれる年代のJリーガーたちである。しかし、彼らの辿ってきたキャリアはそれぞれ違う。柴崎は順調に歩んできたエリート、宇佐美は挫折を経験した天才、武藤は遅咲きのシンデレラボーイ。

だが、3選手ともJリーグで活躍し、日本代表でも中心になっていくべき逸材である。宇佐美は日本代表で中央のポジションをやりたいという目標を持っている。柴崎は海外移籍を視野に入れ、武藤も飛躍の1年の中で日本代表での課題を口にし、さらなるレベルアップを目指す。

3人とも、現状に決して満足せず、強い向上心を持っている。これからもこの3人はサッカー選手として伸びていくだろう。

ガンバ大阪ファンとしては、遠藤保仁選手や長谷川監督のインタビューも興味深く読ませてもらった。遠藤もインタビュー記事で言っているように、3冠は去年達成してしまったので、今年は2度目のACL制覇を成し遂げてもらいたい。今の時点でもう1勝すれば予選リーグ突破なので、ぜひ勝ってすっきりと決めてほしいものだ。

今年もサッカーが楽しみである。

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2015年04月18日

Number 5/7

「Number 5/7」
★★★★★



イチローのメジャーでの15年目が始まった。メジャーに行ってから振り子打法をやめたように、イチローは変わることを恐れない。シーズン262安打のメジャー記録を打ち立てた翌年にバッティングフォームを変えたりするのだ。彼は、それを「形が決まるということは、自分の中でこれ以上無いということにつながるから」と表現している。一流のアスリートはみんなそうだが、常に現状に満足せず、高い向上心を持ち続けている。もちろんイチローもその一人だ。ただ、現在のイチローのモチベーションは目前に迫ったメジャー通算3000本安打ではないらしい。その証拠に、彼は今号のインタビューで「今シーズン移籍するのは日本の球団でも良かった」という意味の発言をしている。

ならば、イチローのモチベーションになっているのは何なのか。今号のインタビューで詳しく述べてはいないが、おそらく「バッティングを極めたい」という思いに尽きるのではないかと思う。

現役時代の王貞治がそうだったように、イチローは一種の求道者である。バッティングを極めていきたいという飽くなき向上心を持って野球と向き合い続けているのだろう。それは、イチロー自身の「バッティングは永遠に終わらない」、「答えなんか出ないのがバッティングだ」という言葉からも明らかである。

あと何年現役でいられるかは分からないが、彼はこれからも歩み続けていくだろう。1人の野球道の求道者として−。イチローファンの端くれとして、心からエールを送りたい。

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2015年03月27日

Number 4/2

「Number 4/2」
★★★★★



最初の記事はハリルホジッチ。日本代表監督に選ばれるまでまったく知らない名前だったが、アルジェリア代表の世界ランキングを3年で52位から17位まで引き上げ、ブラジルW杯では同代表をベスト16に導いた。戦術家の監督であるらしい。私は戦術を重視する監督が好みなので、日本サッカー協会の選択は正しかったと思う。また、チームの利益を第一に考え、スター選手でも特別扱いはしないようだ。監督としての実績も十分。この監督ならやってくれそうだ、との思いを抱かせてくれるのに十分な記事だった。

以前Jリーグでプレーしていたり、日本代表やJリーグの監督をしていた外国人が日本に合ったサッカーを提案している記事もある。ハンス・オフトによれば、日本代表はコンパクトでクイック、アグレッシブなサッカーを目指すべきだという。ドゥンガも日本人の特徴である敏捷性を生かしたサッカーをすべきだと主張している。ザッケローニが目指したのもそういったサッカーだったはずだ。日本サッカー協会にはぶれることなく、時には守りを固めながらも、クイックでアグレッシブな「日本らしい」サッカーを目指し続けてほしい。そういう意味では、ハリルホジッチ新監督が作っていくチームに大いに期待したい。
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2015年03月01日

Number PLUS イビチャ・オシム日本サッカーに告ぐ

「Number PLUS イビチャ・オシム日本サッカーに告ぐ」
★★★★★



「オシムの言葉」を読んでから、彼の発言には注目してきたが、オシムをフィーチャーしたこの雑誌を読んでも、やはりその気持ちは変わらない。彼の言葉には含蓄があり、示唆に富んでいる。ブラジルW杯は初戦のコートジボワール戦が最も重要だったのだが、オシムはこの雑誌で、しっかり分析して対応すれば1-0で勝つこともできると言っていた。他の人が言うと単なる希望的観測だろうと思うのだが、彼が言うと説得力を持って響いた。

完敗したように見えたザックジャパンの時のセルビア戦も、オシムに言わせると日本の方が「いいプレーをしていた」らしい。多くの得点チャンスを作り、戦術的にも優れていたと。やはり素人とはサッカーを見る視点が違う、ということなのだろう。

オシムは、香川と本田の共存は可能かどうかにも言及している。香川はコレクティブだが本田はアーティストに近いとオシムは言う。一人で何もかもやろうとしていると。香川の方が危険なプレーヤーで、香川-岡崎のコンビの方がいい結果を出せるとオシムは考えているようだ。

オシムがジェフをナビスコカップ優勝に導き、監督を辞めた後、ジェフは数年後には勝てなくなった。勝つために意識を変えることは難しい。ヤクルトの元監督の野村克也がそんなことを言っていた。野村ヤクルトが日本一と4位を1年おきに繰り返したのは、意識づけが本物ではなかったからだと。日本一になることで、選手の勝つための意識づけがあいまいになってしまい、次の年は低迷してしまったと言うのだ。しかし、最近はサッカー日本代表も勝つためのメンタリティーを備えつつあるようだ。選手の多くがヨーロッパでプレーし、強豪国にも劣等感を持っていない。このままいけば、次のW杯でもいい結果を出せるだろう。

オシムによる日本のW杯対戦国の分析や、日本代表に対する発言、オシム語録などが収録されており、オシムファンには楽しんで読める内容となっている。
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2015年02月18日

Number 2/14

「Number 2/14」
★★★★



今号は、テニスの錦織とサッカーアジア杯の検証が中心である。私が読みたかったのは後の方。その記事を読みながらの感想である。

この号が出る少し前に、アギーレが解任された。理由は八百長疑惑の告発が受理されたためであったが、それがなくても、アジアカップでベスト4になれなかった時点で解任すべきだったと思う。今のままでもロシアW杯アジア予選は突破できるだろう。しかし、もう日本の目標は単なるW杯出場ではない。ベスト16、ベスト8あたりが目標のはずである。そのためのいい予行演習であるコンフェデ杯出場を逃し、PK戦の結果とはいえ、アジアのベスト4にさえなれなかった責任は重い。実力主義の世界なのだから、結果が出せない監督は当然クビにすべきだ。

問題は、次の監督選びだ。ストイコビッチとか、レオナルドだとかいろいろ名前は挙がっているようだが、焦っていい加減な人物を選んでほしくはない。オシムのように、日本サッカーの将来をしっかりと見据え、長期的な視野に立ったチーム作りをしてくれる監督が必要だろう。そのためには、ロシアW杯アジア予選が始まる直前までじっくりと次の監督を選考してもいいと思う。とにかく、日本サッカー協会には的確な決断をしてほしい。そして、ロシアW杯が「楽しみ」と思えるようなチームを作ってくれる監督が選ばれることを願う。
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2015年01月17日

Number 1/22

「Number 1/22」
★★★★★



テニスの錦織選手の特集号である。

私はテニス経験が数か月ほどしかなく、最近になってやっとルールやテニス用語を把握したにわかファンである。だから偉そうなことは言えないのだが、それでも錦織選手の成し遂げたことのすごさぐらいは分かる。

コーチがマイケル・チャンになったことも大きいだろう。去年のツアー・ファイナルズを見ていると、あまり第一サーブが決まっていなかったので、錦織選手はサーブが得意ではないのだろうと思っていた。しかし、2014年のトータルの成績では、サービスエースが286本で、前年の2倍になったそうだ。チャンコーチにサーブの打ち方なども細かく指導されたらしい。まさに、去年の大活躍はダンテというコーチと積み上げた実績に「マイケル効果」が加わった成果だったのだ。

錦織選手の今年の目標は、ジョコビッチ、ナダル、フェデラーの3強の切り崩しに、四大大会での初制覇だそうだ。今号の記事を読むと、それも決して不可能ではないと期待させてくれる。日本人初のグランドスラム優勝なるか。注目である。
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2014年12月01日

Number 12/11

「Number 12/11」
★★★★



ザッケローニが日本代表に残した遺産について特集している号である。

W杯後、本田のプレースタイルが変わった。ほぼフィニッシャーとして動くようになったのだ。しかし、それはブラジルW杯の結果のせいばかりではなく、ザックジャパンの時代からザッケローニにもっとペナルティーエリア内に入り、ゴールに向かう動きをした方がいいと言われていたらしい。その頃の本田はバルサのようなパス回しによるゲームメイクにこだわっていた。だからザックの「ボールに近づきすぎず、バイタルエリアで待て」という指示にも素直に従えなかった。だが、W杯が終わり、今シーズンになって本田はザックのアドバイスを体現できるようになってきたのだ。それが現在ミランで活躍できている理由だろう。本田はまだまだ成長していくはずだ。

ザック流3−4−3システムについても言及されている。3−4−3は実戦でうまくいくことはなかったが、その理由を追及している記事がある。そもそも、3−4−3のシステム以前に、ザックジャパン3年目になってもザックと選手たちのサッカーコンセプトは真逆であったというのだ。ザックが求めるのはスペースへのパス、ワイドを起点にした幅のある攻撃、縦に速い、深さのある攻撃、だったのだが、選手たちがしようとしていたサッカースタイルは、足元へのパス、中央の狭いスペースに入り込む攻撃、縦への展開が遅いポゼッション、であった。3年目になってこれだけの違いがあったのだから、ザックのコンセプトに基づく3−4−3がうまくいかなかったのも当然だと思える。

それでも、ザックが監督になって日本代表が強くなったのは事実である。W杯本番では結果を出せなかったが、4年間トータルで見れば、強い相手とでもある程度戦えるという手応えを感じることができた。ザックジャパンの4年間は「停滞」ではなく「成長」の4年間だったと言える。まだアギーレがどういうサッカーをしたいのかは分からないが、彼が前評判通りの優れた監督であれば、きっと次のW杯では納得できる結果を出せるだろう。
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2014年11月03日

Number 11/13

「Number 11/13」
★★★★★



トップ記事は本田。今シーズン、ミランで大活躍している本田だが、それは守備を後ろの選手に任せて前線でいいポジションを取り、点を取ることに集中している結果らしい。しかし、困ったことに、日本代表の試合でもそのスタイルでプレーし、守備をおろそかにする場合があるようなのだ。アギーレの目指すのは「全員で守って全員で攻める」サッカーなのだが。この記事を読むと、ライターが「今の日本代表に本田は必要か?」と書いている理由が分かる。彼が素晴らしい選手であるのは事実だし、応援もしているのだが、日本代表ではプレースタイルを変えるべきだと思う。得点能力をいかに高めても、今の日本代表の実力では全員で守備をすることも必要になる。それよりも点を取ることだけにこだわる、と言うのなら、本田は点をどうしても取りたい時に監督が投入する、スーパーサブ的な存在になるのではないだろうか。

武藤についての記事もある。ウルグアイ戦ではいいシュートを打ったので、その後注目していたのだが、ベネズエラ戦では得点を決めたし、Jリーグでも活躍している。これから日本代表の中心選手になっていける選手だと思う。ブラジル戦で、世界トップとの差を実感できたことも彼にとってはプラスだっただろう。

アギーレがブラジル戦で海外組よりも新選手を使ったのには賛否両論あるようだが、私はいいことだと感じた。強い相手でも、親善試合には違いないのだから、どんどんテストをして大事な目標(アジアカップ、W杯予選など)に備えればいいのだ。大切なのは4年後のロシアW杯に出場し、結果を出すことである。1試合の結果ばかり大げさに取り上げず、長い目でアギーレジャパンを見守っていきたいものだ。
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2014年10月14日

Number 10/16

「Number 10/16 」
★★★★


今号では、シャルケの内田が日本代表に必要なものを語る。

ザックジャパンの時、内田は言った。うまくいかない試合や時間帯では、守備に意識を向けることも必要だと。また、自分たちで判断して戦うことも必要だと言う。確かに、そういう柔軟な対応ができていれば、ブラジルW杯はもっと違った結果になっただろう。内田は本田などとは違って、目の前の目標をクリアしていくタイプの選手のようだ。「世界一になる」などとは言わない。現実的な男なのだ。

本田のほうは、日本代表については何も言っていない。しかし、「自分のモノサシを作り替えなければいけない」とW杯後に言ったように、その作業をしながらミランでプレーしているようだ。今までのところ、ちゃんと結果を出しているので、その作業はうまくいっているのかもしれない。

香川についての記事もある。今シーズンが始まった頃、香川はまだマンチェスターユナイテッドにとどまろうと思っていたらしい。しかし、監督と考えが食い違い、さらにディマリアというライバルが加入したことで自分は評価されていないことを悟り、移籍を決めたのだ。ドルトムントなら、文句のつけられない実績を残している。監督も替わっておらず、中心選手として使ってもらえる。他のチームからのオファーもあったようだが、ドルトムントがベストの選択だったと思う。プレースタイルが香川に合っていた。また、香川がいない時期とはいえ、チャンピオンズリーグで決勝まで行ったチームなのだから。香川の活躍で、ドルトムントがチャンピオンズリーグを再び制覇する-そんな日が来ることを願ってやまない。
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2014年07月05日

Number Special Live B

「Number Special Live B」
★★★★




日本、グループリーグ敗退。コートジボワール戦で負けた時から嫌な予感はあった。そして、結果はその通りになってしまった。

遠藤のインタビュー記事によれば、「1人で状況を打開できる個の力」が必要だと感じたという。個の力はこの4年で十分ついたと思ったのだが、まだまだ足りなかったらしい。

あのオシムはなんと言っているか。日本の歩んできた道のりは間違っていなかったと言う。これからも同じ道を歩んでほしい、とも。

別の記事にも、日本が4年間目指してきた方向性は間違っていない、とあった。同感である。W杯で結果は出なかったが、この4年間で日本代表はずいぶん強くなった。できれば、このスタイルをさらに発展させてほしい。それにもっと柔軟な試合運びができるようになれば、ベスト8以上も狙えると思う。そういう意味でも、次の監督選びは慎重にしてほしい。守備的だというアギレが果たしてベストの選択なのか。見えてきた日本のスタイルを完成させてくれるような監督を選ぶべきだ。そして、日本サッカーがさらに前進することを願う。
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2014年06月12日

Sports Graphic Number

「Sports Graphic Number」
★★★★



W杯直前。日本代表特集である。トップ記事はエース本田。当たり前のことを抜かりなくやれば、8強までは行けると言う。しかし、彼の目標はあくまでも優勝である。だが、多くの人は優勝を目指して、やっとベスト8になれるぐらいだと思っているだろう。本田自身も、前回大会の自分を超える奇跡的なパフォーマーが現れなければ優勝はない、と言っている。まあ、ベスト8まで行けばミッションはほぼ達成したと言えるだろう。それ以上の成績を残すには、もっと年月が必要。ヨーロッパなどとは、積み上げてきた歴史が違いすぎるのだ。

去年のベルギー遠征の時、選手間でミーティングをして、本田が中心となってみんなにW杯優勝を目指してくれ、と説得したらしい。全ての選手が心からそう思えているわけではないだろうが、そのおかげか、オランダ、ベルギー相手にはいい試合ができた。やはり全員が同じ方向を向くということは非常に大事なのだろう。

W杯本番でも、いい試合と結果を期待したい。
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2014年05月03日

Number PLUS イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ

「Number PLUS イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ」        
★★★★★




「オシムの言葉」を読んでから、彼の発言には注目してきたが、オシムをフィーチャーしたこの雑誌を読んでも、やはりその気持ちは変わらない。彼の言葉には含蓄があり、示唆に富んでいる。6月のW杯は初戦のコートジボワール戦が最も重要だと思うのだが、オシムはこの雑誌で、しっかり分析して対応すれば1-0で勝つこともできると言っている。他の人が言うと単なる希望的観測だろうと思うのだが、彼が言うと説得力を持って響いてくる。

完敗したように見えた去年のセルビア戦も、オシムに言わせると日本の方が「いいプレーをしていた」らしい。多くの得点チャンスを作り、戦術的にも優れていたと。やはり素人とはサッカーを見る視点が違う、ということなのだろう。

オシムは、香川と本田の共存は可能かどうかにも言及している。香川はコレクティブだが本田はアーティストに近いとオシムは言う。一人で何もかもやろうとしていると。香川の方が危険なプレーヤーで、香川-岡崎のコンビの方がいい結果を出せるとオシムは考えているようだ。

オシムがジェフをナビスコカップ優勝に導き、監督を辞めた後、ジェフは数年後には勝てなくなった。勝つために意識を変えることは難しい。ヤクルトの元監督の野村克也がそんなことを言っていた。野村ヤクルトが日本一と4位を1年おきに繰り返したのは、意識づけが本物ではなかったからだと。日本一になることで、選手の勝つための意識づけがあいまいになってしまい、次の年は低迷してしまったと言うのだ。しかし、最近はサッカー日本代表も勝つためのメンタリティーを備えつつあるようだ。選手の多くがヨーロッパでプレーし、強豪国にも劣等感を持っていない。このままいけば、W杯でもいい結果を出せるだろう。

オシムによる日本のW杯対戦国の分析や、日本代表に対する発言、オシム語録などが収録されており、オシムファンには楽しんで読める内容となっている。
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