2017年08月12日

ロビンソン・クルーソー

「ロビンソン・クルーソー」         ダニエル・デフォー
★★★★★



ロビンソン・クルーソーは小さいころから海に出てみたかった。18歳になると、船乗りになる決心をして家を出る。そして1年後、船に乗ることになる。船旅の後、ロンドンに着いて、次にアフリカに向けて出発する。

しかし、カナリア諸島のあたりで海賊に襲われる。そして海賊にサリー港というところに連れて行かれ、ロビンソンはトルコ人の海賊の奴隷にされる。それでも、小舟に乗せられている時に隙を見つけて海賊を海に突き落とし、その船で逃げる。

その後、ブラジルで農園を経営し、成功する。だがある時、乗っていた船が嵐に遭い、無人島に漂着する。生き残ったのはロビンソン1人だった。

船から使えそうな物を全て島に運び、無人島生活が始まる。

安全な場所を見つけて寝床を作ったり、野生のヤギを捕って食べたり、いやはや無人島で生き延びるのも大変である。

無人島での生活は厳しかったが、神への祈りと聖書が支えになった。ロビンソン・クルーソーはこの状況を切り抜け、祖国へと戻れるだろうか。

実際に生活するのは大変だろうが、小説として読んでいる分にはエキサイティングで面白い。人間が生きるには様々な物が要ることに改めて気づかされる。そして、人間のタフさと生命力を感じさせてくれる作品になっている。
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2017年08月05日

盲導犬クイールの一生

「盲導犬クイールの一生」             石黒 謙吾
★★★★★



1986年6月、ジョナサン(後のクイール)は生まれた。ラブラドール・レトリバーである。生まれた5匹の子犬の中で、ジョナサンは最も静かな犬だった。ジョナサンの父親のマックは何匹もの盲導犬の親だった。ジョナサンには盲導犬の血が流れていたといえる。その頃(今でもそうだが)、視覚障がい者に比べて、盲導犬の数は圧倒的に足りていなかった。

飼い主のレンは子犬たちを盲導犬にしたいと考え、訓練士の悟(さとる)に子犬を見せる。悟が選んだのはジョナサンと、アンディという子犬だった。レンはジョナサンに盲導犬の訓練を受けさせることに決めた。

そしてジョナサンは、パピーウォーカーの仁井夫婦に預けられる。その時に、ジョナサンは「クイール」という名前になった。そして8か月後、クイールは仁井夫婦と別れ、訓練を受けることになる。

クイールは、動く前にまず考える犬だった。そのため、他の犬より行動が一呼吸遅れるのだ。クイールは、能力の点では普通だが、従順でくせのない性格が盲導犬向きだったという。クイールは無事訓練を終えて、一人前の盲導犬として活躍することができるのか?この続きは本書で。

盲導犬になるためには、生まれ持った性格が重要であるようだ。賢ければいい、という訳でもない。なかなか狭き道なのだ。それだけでなく、盲導犬の訓練士になるのも大変である。100人が訓練士としてトレーニングを受けて、最後まで残ったのはたった13人だったという。

そんな厳しい訓練の末に、視覚障がい者の役に立つ盲導犬が養成されていく。もっと盲導犬の数を増やし、多くの人がその恩恵を受けられるようにしてほしいものだ。そんなことを考えさせられた。
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2017年07月29日

星の王子さま

「星の王子さま」                        サン=テグジュペリ
★★★★★



「僕」はパイロットで、6年前にサハラ砂漠に不時着する。飲み水は8日分しかなかった。そこで「僕」は小さな少年と出会う。彼は「絵を描いて」と頼む。それが小さな王子さまとの出会いだった。

王子はどうやら他の星から来たらしい。その星は非常に小さい。トルコ人の天文学者がその星を発見したのだが、トルコの民族衣装を着ていたため、誰も彼の言うことを信じなかった。大人は外見や肩書きで人を判断する。

また、大人は数字が好きである。身長は何センチか、両親はいくらお金を稼いでいるか、どれくらいの価値の家に住んでいるか、など。本当に大事なのはそんなことではない、とこの本は主張する。どんな声をしているか、何のゲームが好きか、蝶を集める趣味があるかといったことのほうがよほど大事なのだと。

そして王子の一人語りが続く。彼は6つの星を訪れ、それから地球にやって来たのだ。1つ目の星では、王様がとても小さい星を支配していた。そこに住んでいるのは、王様とネズミ1匹。しかし、王様は全てを支配しているという。誰もいない星で、権力に何の意味があるのだろうか?

次の星では、虚栄心の強い男が、自分を賞賛しろと言う。彼以外に誰もいない星で。

3つ目の星にいたのは、酒を飲み続ける男。酒を飲むつらさを忘れるために飲み続けているという。

4つ目の星でも、王子は理解しがたいふるまいをする大人に出会う。そして王子は考える。「大人というのはなんて奇妙なのだろう」と。

第5、6の星を経て王子は地球にたどり着く。そして人を探し、あちこちを歩き回る。そこでキツネに出会い、「本当に大切なことは目には見えないんだ」と言われる。

決して幸せには見えない大人たち。本当に大事なことを知っている王子。いろいろなことを示唆してくれる物語だった。
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2017年07月22日

風の又三郎

「風の又三郎」                      宮沢 賢治
★★★★★



谷川の岸に、小さな小学校があった。生徒が少ないので、全体でたった1クラスしかない。

ある朝、1年生が学校に行くと、赤い髪の見慣れない少年が席に座っていた。生徒たちは誰もその少年のことを知らなかった。ある生徒が、その少年は「風の又三郎」ではないかと言い出す。その少年は転校生だったが、他の子供たちは黒い髪に着物なのだ。その少年は赤い髪に洋服なので、特に目立つ。

あまりにも他の子供と違うため、生徒たちは又三郎(本名は三郎)を素直に受け入れることができない。三郎が来ると風が吹く、と子供たちは信じている。

それでも、しばらくすると子供たちは三郎と遊ぶようになり、一緒に一郎(6年生の生徒)の兄が働く牧草地に行く。しかし、遊んでいるうちに、そこの馬たちが外に逃げ出し、それを追った一郎たちは道に迷ってしまい・・・。

ミステリアスな雰囲気の三郎。絶え間ない自然の変化。そんな物語を読み進めていくと、三郎は確かに「風の又三郎」的な雰囲気を身につけているのを実感する。

子供のころ、心がざわざわするのを感じながらこの話を読んだなあ、と懐かしく思いだした。
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2017年07月15日

ヘリオット先生奮戦記

「ヘリオット先生奮戦記」               ジェームス・ヘリオット
★★★★★



主人公は新米獣医のヘリオット。今日は牛の出産の手伝いをする。かなり苦戦したが、何とか小牛を引っ張り出すことができた。

ヘリオットを雇っているのはファーノンという獣医である。ヘリオットが大学の獣医学部を出たのが1937年。その年は仕事口がなく、80人で2、3の仕事を取り合う状態だった。しかし、幸運なことにヘリオットにはファーノン先生からの手紙が届き、会うことになっていた。

ファーノン先生は、ヘリオットを診療所に連れて行くと、いきなり何かの粉末に油を入れて化学反応させ、部屋を煙で充満させてヘリオットを驚かせる。なかなか茶目っ気のある人物のようだ。

そして2人は馬の往診に出かける。その馬はひづめの奥に膿がたまっていて、ファーノン先生はヘリオットにその治療を任せる。きつい手術だったが、ヘリオットは何とかやり遂げた。

ヘリオットは試験に合格し、ファーノン先生の下で働くことになる。就職して2日目の夜、ファーノン先生は外出中。そこに電話がかかってきて、ヘリオットは腹痛の馬の治療に行くことになる。ヘリオットはこの問題を解決できるのか?そして、この物語の行方は?

何しろ新米なので、一つひとつの仕事は大変である。つらい選択もしなければならない。人間の医者はもちろん責任重大だが、獣医の仕事も大変であることが分かる。悲喜こもごものヘリオットたちの日々が描かれる。難しい単語もいくつか登場してちょっとつっかえるが、単語リストもあったので、それほど苦労せずに面白く読めた。
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2017年07月10日

銀河鉄道の夜

「銀河鉄道の夜」                       宮沢 賢治
★★★★★



主人公はジョバンニ。学校で授業を受けているシーンから始まる。ちょうどその日はケンタウル祭で、先生は天の川について授業をした。

人々は祭りの準備で、葉っぱのボールをつるしたり、松の枝にライトを付けたりしている。しかしジョバンニは貧しかったため、印刷会社で活字を拾うバイトをしていた。その仕事が終わってお金をもらうと、食べ物を買って家に帰る。食事をして、母に祭りを見に川に行くと言って、ジョバンニは出かける。

丘の上で寝そべって星を眺めていると、いつの間にか列車に乗っている。向かいの座席には、親友のカンパネルラが!そして列車は夜空を走っていく。周りの幻想的な風景が描かれる。賢治の持つ世界観が存分に表現されている。

この列車の旅で、ジョバンニたちは化石の発掘をする教授や、鳥を捕る男などに出会う。彼がシラサギを捕る様子などは、豊かな想像力にあふれている。

この物語で描き出される列車の旅は、死への道でもある。死後の世界がこれほど美しいところなら、死ぬのも怖くないなと思わされる。宮沢賢治は想像力豊かな人だったことが(そして、おそらくロマンチストだったことも)よく分かる作品である。
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2017年07月04日

ザッカーバーグ・ストーリー

「Facebookを創った男:ザッカーバーグ・ストーリー」      トム・クリスティアン
★★★★★



1984年、マーク・ザッカーバーグは生まれた。父は歯科医、母は精神科医という裕福な家庭だった。

父が、ザッカーバーグにプログラミングを教えた。ザッカーバーグが11歳になると、家庭教師からプログラミングを本格的に学ぶ。たちまち上達し、自分でゲームを作って遊ぶようになる。そして、14歳の時に、父親が仕事で使える簡易メッセージソフトを作ってしまった。それが1996年、AOLがインスタント・メッセンジャーを出す前のことである。

その後ザッカーバーグは、元米国大統領も卒業した名門高校に転校する。そこで、Synapseという音楽再生ソフトを開発する。このソフトは、その人が聴く音楽を理解し、お勧めの音楽を知らせてくれるのだ。

卒業後、ハーバード大学に進み、コンピューター科学と心理学を専攻する。2年の時には「フェイスマッシュ」というウェブサイトを作った。ハーバードの学生の外見を比較するサイトで、他の学生から批判を浴びて、すぐに閉鎖されてしまったが。

しかし、そのことを知ったハーバードの4年生3人から、ハーバードの学生の交流サイトを作りたいと言われ、そのプログラミングをするように頼まれる。それがフェイスブックの元になった、と思ったのだが、実はそうではなく、彼らと会う前にザッカーバーグはすでにソーシャル・ネットワーキング・サイトを作っていた。それが現在のフェイスブックの前身となるサイトである。作って1か月で、ハーバードの学部生の4分の3が登録した。フェイスブックは、ハーバード以外の大学にも広がっていった。

だんだんフェイスブックが大きくなっていくにつれてサーバーのレンタル料などもかかるようになり、金が必要になってきた。そこで、フェイスブックにマスターカードが広告を出し、思った以上の宣伝効果があった。

そしてザッカーバーグはハーバード大学を中退する決心をする。

それから、フェイスブックはページに広告を載せて収入を得るという現在のスタイルを確立していくことになる。その後の経緯については、本書を読んでいただきたい。

読むと、ザッカーバーグは決して金ばかりを追いかけていなかったことが分かる。ビジネスとしてではなくスタートさせたサイトがあそこまで大きくなってしまうのだから、ネットの持つ可能性は計り知れない。私も仕事でネットを十分活用させてもらっているが。

伝記を読むのはもともと好きだが、英語で読むと達成感がある。これからもできるだけ読み続けていきたい。
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2017年06月25日

グリム・クラシックス

「グリム・クラシックス」



グリム童話の短編集である。

「ヘンゼルとグレーテル」

昔々、ヘンゼルとグレーテルという兄妹がいた。父は貧しい木こりで、まともに食べ物が手に入らなかった。ヘンゼルとグレーテルの継母は子供たちを森の中に捨ててこようと言う。父はもちろん反対するが、本当に食べられないので、しぶしぶ同意する。しかし、子供たちはそれを聞いていて、ヘンゼルはポケットに白い石をたくさん詰め込んでおいた。そして翌朝、両親が自分たちを森の中へ連れて行く時に、その石を目印として少しずつ落としていくのだ。それで、夜になって森の中に置いて行かれても、月明かりで小石を見つけ、家に戻ることができた。

しかし、本当に食べるものがなく、継母は森のもっと奥に子供たちを置いてくるしかないと言う。父はそれに従わざるを得なかった。今度は、ヘンゼルはパンくずを少しずつ地面に落としていった。また森の中に置き去りにされ、パンくずを目印に家に戻ろうとするが、鳥に全て食べられて、帰る道が分からない。ヘンゼルとグレーテルは歩き続け、お菓子の家にたどり着く。兄妹は喜んで食べ始めるのだが、その家に住んでいたのは・・・。

たぶんこの話は読んだはずだが、あまり覚えていない。面白いのだが、何がテーマなのか、いまいちよく分からない。

「カエルの子」

美しい王女がいて、カエルに助けられ、そのお礼に自分を愛するように求められる。王女はカエルを嫌うが、その正体は・・・。たった11ページの超短編である。

「ガラス瓶の中のお化け」

貧乏な木こりの息子が、ガラス瓶の中に閉じ込められたお化けを助け、魔法の杖をもらう、という話。何ともうらやましい話である。その杖がなければ、ただの人なのだが。

他にも、「踊ってぼろぼろになった靴」「糸を紡ぐ三人の女」を収録。一つひとつの話は短いので、読みやすい。内容も変化に富んでいて、飽きさせない短編集だった。
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2017年06月12日

アンネ・フランク物語

「アンネ・フランク物語」                  ニーナ・ウェグナー
★★★★★



アンネ・フランクはユダヤ人で、1929年にドイツで生まれた。両親と姉1人の4人家族である。

アンネは小さいころから社交的な性格だったようである。一家は幸せに暮らしていた。

そのころ、ドイツは第一次世界大戦で敗北し、多額の賠償金を払う必要があった。そのためにドイツ政府は弱体化し、国民は貧しくなった。そこに出てきたのがヒトラーである。ヒトラーは政府が新しくなり、ユダヤ人がいなければドイツは再び復興する、と訴えた。そこから、ユダヤ人に対する差別が始まる。フランク家は、ドイツにとどまるのは危険だとみて、オランダに移住する。

アンネはオランダ語もすぐに覚えて、友達もできるのだが、あまり優秀な生徒ではなかったようだ。ただ、書くことは得意だった。また、学校の人気者でもあった。

アンネは数学が嫌いで、数学の授業ではおしゃべりばかりしていて、先生に注意された。しかし、書くことが得意だったため、母もおしゃべりだったとか、おしゃべりなアヒルの童話などを書き、怒られることを免れた。

しかし、1940年になると、そんなアンネたちに、ナチスの魔の手が・・・。ヒトラーは精神的、身体的に問題がある人たちは役に立たない、と考えてどんどん殺した。優生思想である。

そしてドイツはオランダを征服する。それからユダヤ人への迫害が始まるのだ。ユダヤ人は仕事を失った。オランダに何人ユダヤ人がいてどこに住んでいるのかも把握されていた。そしてヒトラーは恐ろしい目標を立てる。ヨーロッパの全てのユダヤ人を殺す、という目標を。オランダのユダヤ人は、殺されるか強制収容所で重労働させられるかのどちらかだった。そこで、フランク一家は以前経営していた店の一部を隠れ家とし、そこでひっそり暮らすことにした。

その少し前から、アンネはあの「アンネの日記」を書き始めるのだ。ここから先は「アンネの日記」を読んでもらった方がいいと思う。(私は未読ですが・・・汗)

いつ見つかるか分からない隠れ家での生活。カーテンも開けられず、大きな物音も立てられない。気づかれれば、強制収容所行きは確実である。そんな中でも希望を捨てず、仕事や目標を見つけて生活しようとするアンネたちの姿勢が印象的である。そんな普通の人たちの生活を平気で踏みにじるナチスの冷酷さを思い知らされる本だった。
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2017年05月28日

ジキルとハイド

「ジキルとハイド」                  R・L・スティーヴンスン
★★★★★



ある場所で女の子が殴り倒された。周りの人たちは犯人を捕まえ、その男はお詫びのしるしとして金を支払った。非常にいやな感じの男で、自分のことをハイドと名乗った。

そのことを聞いた、ジキル博士の友人である弁護士のアタソンは、博士から遺書を預かっていた。そこには、ジキル博士の財産は全てハイドに譲ると書かれていたのだ。そのことに疑問を抱くアタソン。

ジキル博士と話をするために家に行くが、博士は外出中だった。2週間後に会って話すと、できるだけハイドを助けてやってほしいと頼まれる。

それから1年後―。ある家のお手伝いがハイドが老人を杖で殴り、蹴飛ばして殺してしまうのを目撃する。その杖はジキル博士のものだった。アタソンはこの事件を知り、警察をハイドの家に案内するが、ハイドはいなかった。

アタソンはもう一度ジキル博士の家に行き、話をする。博士はショックを受けているようだった。そして、ジキル博士はもう二度とハイドは現れないと言う。確かに、その後しばらくは現れなかった。

しかしある日、アタソンがジキル博士の家に行くと、会ってもらえなかった。何日間もそんな調子である。アタソンはジキルとも親交があるラニョン医師のところへ行くが、彼はひどくやつれているような様子で、ジキルのことは聞きたくないと言う。

その後、アタソンはジキルと顔を合わせる機会があったのだが、彼の様子は普通ではなかった。そして、ハイドが再び・・・

あまりにも有名な物語である。しかし、大まかなところは知っていても、話のディテールはけっこう知らない点があり、「こんな話だったのか」と確認しながら楽しめた。英語の勉強にもなるし、名作を簡単な英語で読んでいくのは悪くない試みだ。
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2017年05月23日

びんの小鬼

「びんの小鬼」                     R・L・スティーヴンスン
★★★★★



ハワイにケアウェという男がいた。

彼は世界や大都市を見たいと思い、サンフランシスコに行った。そこで、ある男と出会う。男は小びんを持っていて、50ドルでそれを売ってやると言う。その小びんの中には小鬼がおり、頼むと何でも好きなものを与えてくれるらしい。しかし、寿命を延ばすことだけはできず、小びんを持ったまま死ぬと、その人は地獄に行ってしまう。小びんを売れば地獄へは行かなくてすむのだが、その小びんは買った時よりも安い値段で売る必要がある。買った時と同じ値段や、高い値で売ると小びんが自分のところへ戻ってきてしまうのだ。

ケアウェはそれを50ドルで買い、試しに「50ドル返してくれ」と小びんの小鬼に言うと、ちゃんと50ドルが戻ってきたのだ。そしてケアウェはある願いをするのだが、その願いは彼の望まないような形で実現された。願いをかなえてくれるのは神様ではなく小鬼なので、やり方も喜べるようなものではないのだ。

ケアウェははそのびんをすぐに売ってしまうが、その後、しばらくして彼は病にかかり、もう一度小びんを手に入れて病気を治そうとするが・・・

なかなか毒のある話である。星新一のショートショートを思わせる。ケアウェ夫妻が考え出す解決法は、私が思いついたのと同じであった。ラストは少し予定調和的な感じもするが、ちゃんとまとまっていて、楽しめる小説だった。
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2017年05月15日

グリム傑作童話集

「グリム傑作童話集」
★★★★



「漁師とおかみさん」
あるところに貧しい漁師がいた。彼は漁でしゃべる魚を釣り上げた。その魚は、自分は魔法の王子だと言うので、漁師はその魚を放してやる。漁師は、自分の妻の頼みを聞き、助けてやったお礼として、その魚に妻の願いをかなえてくれるように頼むのだが、妻の願いは際限がなく・・・。人間の欲には限界がないことがよく分かる。一つ何かを手に入れたら、次のものが欲しくなるのだ。そんな生き方ではどこかで破綻が生じる、と言う教訓を込めた物語である。

「勇ましいちびの仕立屋」
全然強くはないのだが、気持ちだけは勇敢なちびの仕立屋がいた。彼は多くの人に自分が勇敢なことを知らせるため、旅に出る。そして巨人に出会い、その試練を、知恵を働かせて乗り切る。その後も頭を使って難題をクリアする。体力がなくても、勇気と知恵があれば成功できることを教えられる。

「ルンペルシュティルツヒェン」
あるところに、美しくて働き者の娘がいた。父親にとっては自慢の娘で、仕事で王宮に行った時王様に、自分の娘は藁から金を作れると嘘をついてしまう。そこで王様はその娘を呼んで、藁から金を作るように命じる。途方に暮れる娘だが、奇妙な小男が現れて、彼女を助けてくれる。しかし、その男は代価としてとんでもない要求をして・・・。無理難題をクリアして幸せをつかむというパターンである。

他2編収録。一つひとつの物語は短いので、その不思議な世界に浸っているうちに、全て読み終えてしまえる、そんな一冊である。
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2017年05月08日

よだかの星

「よだかの星」                          宮沢 賢治
★★★★★



よだかは醜い鳥である。体色は地味、ブサイクな顔。他の鳥はみんなよだかを嫌っていた。よだかは他の鳥から避けられ、悪口を言われていた。よだかは「たか」という名は付いているが、本当のタカ(タカ目)ではない。タカほどの力がないため、他の鳥はよだかを恐れないのだ。

ある夜、タカがよだかのところにやって来て、自分とよだかでは全く違うので、名前を変えろと言う。よだかは自分の名は神からの贈り物なので、変えることはできないと反論する。タカは、名前を「イチゾウ」に変えろと主張する。そして他の鳥に、改名したことを説明して回れと言う。もし明後日の朝までにそうしなければ、よだかを殺すとまで言う。

よだかは思う。確かに自分は醜いが、何か悪いことをしたわけではない。それなのに、なぜこんなに嫌われるのか。

そして、よだかが取った行動とは・・・

子供のころに読んだが、改めて読むと、よだかは典型的ないじめられっ子である。タカはいじめっ子。他の鳥はそれを面白半分で見ている。

宮沢賢治はこの物語でこう言いたかったのだろう。いじめられていても、自分の目標を見つけ、それに向かって進んでいけば、いつか達成できる、輝くことができる。だから、自分だけの夢を見つけて、それに向けて行動しよう。そうすれば、自分の欠点も克服することができるよ、と。

賢治は、そんなメッセージをこの物語に託していたのだろう。

そんなことが分かるのも名作再読の良さですね。
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2017年04月30日

フランダースの犬

「フランダースの犬」                          ウィーダ
★★★★★



主人公はネロとパトラッシュ。祖父のジェハンじいさんのもとで育った。家は貧しかったが、ジェハンはネロを愛していた。ネロは、純粋で親切な少年だった。

大型犬のパトラッシュも2人にとって重要な存在だった。パトラッシュは彼らの全てだった。

パトラッシュはまだ若いころから重い荷車を引っ張る仕事をさせられていた。主人は乱暴な男で、エサも水も与えずにパトラッシュをこき使った。少しでも休めばムチが飛んでくる。ある時、ついにパトラッシュは力尽きて倒れ、動けなくなった。主人はパトラッシュがもう死にかけていると思い、道ばたに捨てていった。

そこを通りかかって命を救ったのがネロとジェハンだった。2人の世話によってパトラッシュは元気を取り戻す。

そして、ジェハンがミルク缶を荷車で運ぶのを手伝うようにもなる。ネロも6歳になり、パトラッシュと共にミルクを売りに行く仕事ができるようになった。ジェハンじいさんは自分で売りに行く必要がなくなった。ネロたちは貧しかったが、とても幸せだった。

ネロはよく教会に行っていた。そこには布で覆われた宗教画があり、ネロはそれを見たいと切望していた。金持ちだけが、金を払って見ることができたのだ。

ネロには誰も知らない才能があった。絵を描くことである。石にチョークで絵を描いていたのだが、それを知っていたのはパトラッシュと女友達のアロアだけだった。

だが、貧しいために、ネロは困難に直面することになる。少年の画家になる夢と、あまりにもかけ離れている現実。そんな様子が描かれる。つらい出来事も経験する。それを乗り越えて、ネロは幸せをつかむことができるのか・・・?

アニメ版のラストシーンは多くの人が知っているだろうが、英語版の方はどうなっているのか。それは読んでのお楽しみ。

貧しくても、正直な生き方を貫こうとするネロと、そこに寄り添うパトラッシュ。

美しくも、悲しい物語である。
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2017年04月24日

二つの名前を持ったネコ

「二つの名前を持ったネコ」                  アラン・ポズナー
★★★★



緑の目の黒猫がいた。なぜかそのネコはテイラー家では「マーティン」というオスの名前、ジョーンズ家では「ティナ」というメスの名で呼ばれている。

ある朝、テイラー家に現れたこのネコは、「ピザ」と言うのを聞いて、主人公の1人、サラにほほえみ、うなずいた。そしてピザを平らげ、リビングで眠ってしまう。しばらくして起きてきたサラの両親に「マーティン」と名付けられる。

そしてある夜、ジョーンズ家に現れたこの黒猫は、冷蔵庫の前に座り、動かない。ジョーンズ家の子供、ピーターはネコの晩ご飯としてツナ缶をやる。ピーターが学校で同じクラスの「ティナ」という名前をそのネコにつけたのだ。

二重生活を楽しむ黒猫。テイラー家では気ままな生活をして、ジョーンズ家では規則正しい食事と新聞、ビデオ(特に、トムとジェリー)を楽しむ。

しかし、ある時、このネコはどちらの家にも来なくなる。この後、騒々しくも楽しい物語が展開していく。第一部はここまで。

第二部は「THE BIG TREE」である。サラとピーターは友達になった。しかし2人の生活スタイルは正反対。なかなか意見は一致しない。

しかし、やはり話の中心になるのはくだんの黒猫である。このネコをめぐってちょっとした冒険とハプニングが起きたりもするのだが、そこは楽しい物語なので、それなりにまとめてある。

まあ、こんな軽い話をときどき読むのもいいかな、と思わされた。
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2017年04月17日

ピーターパン

「ピーターパン」                    ジェームス・マシュー・バリー
★★★★★



ウェンディは女の子で、両親と弟2人で幸せに暮らしていた。ある夜、そこにピーターパンという少年が現れる。家で飼っている犬がピーターパンの影を捕まえ、ウェンディの母がその影を箱の中に閉じ込めた。

ピーターはその後、自分の影を探しに戻ってくる。影を見つけるが、それを自分にくっつけることができない。そのことで泣いていると、ウェンディが目を覚まし、影をピーターの足に縫い付けてやる。ピーターはウェンディに、自分は大人になりたくなかったので両親のところから逃げ出し、妖精と一緒に暮らしていると言う。

そして、ウェンディに、一緒に来るように誘う。ウェンディと弟たちは、飛び方を教えてもらい、ネバーランドへと向かう。

長い時間飛んでやっとネバーランドにたどり着く。そこにはフック船長を始めとする海賊がいて、ピーターパンらの敵になっている。海賊たちはピーターパンたちに気づき、いきなり銃をぶっ放してきた。

ピーターパンたちは逃げて、バラバラになってしまう。海賊はロストボーイズ(ピーターパンの仲間たち)を探す。

フックたちは、ロストボーイズが遊ぶ湖に毒入りケーキを置き、殺そうと企む。

一方、妖精のティンカーベルはウェンディを嫌っており、ピーターの友人にしたくなかったため、嘘をついてロストボーイズにウェンディを弓矢で打ち落としてくれるように頼む。

そしてウェンディは、ロストボーイズの一人に心臓を打たれてしまう!彼女はどうなってしまうのか?

この後も、海賊とピーターやロストボーイズが戦ったり、湖でピーターが溺れそうになって、ネバーバードという鳥の巣をボート代わりにして助かったり。血湧き肉躍る(古い・・・)冒険活劇が展開していく。

子供のころのおぼろげな記憶を新たにしてくれる読書である。どんどん読んでいきたい。
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2017年04月02日

アンデルセン珠玉童話選

「アンデルセン珠玉童話選」               アンデルセン
★★★★★



・THE STEADFAST TIN SOLDIER(錫の兵隊) 25体のすずの兵隊があった。一つのスプーンから作られていたので、彼らはみんな兄弟だった。その中に1体だけ片足がない兵がいた。最後に作られたため、すずが足りなかったのだ。彼らはある少年の持ち物だった。兵隊の周りには、紙の城、ガラスのかけらでできた湖、紙でできた踊り子の少女などがあった。片足の兵隊は、その踊り子に恋をする。しかし、彼には思いもよらない運命が待ち構えている。不器用だが、一途な愛を描いた短編である。

・THUMBELINA(親指姫) 小さい子供が欲しいと思っている女性がいた。彼女は魔法使いのところに相談に行き、特別なトウモロコシを植えれば子供ができると教えてもらう。その通りにすると、花が咲き、その中から親指ほどの大きさの女の子が出てくる。その子は親指姫と名付けられた。彼女は歌を歌ったり、水を張った皿に浮かべたチューリップの葉に乗ったりして遊ぶのだった。しかしある日、姫はヒキガエルたちにさらわれてしまう。そのヒキガエルの息子の妻にさせられそうになるが、そのことを知った魚たちの機転で救われる。その後も、親指姫に降りかかる過酷な運命。それでも、けなげに生きようとする姫の姿勢に心を打たれる。

・THE UGLY DUCKLING(醜いアヒルの子) あまりにも有名な話なので、あえてあらすじは書かない。しかし、子供の時は読み飛ばしてしまっていたが、大人になってから読むと、そのメッセージ性に気がつく。この話から私が連想したのは、「才能」である。ある子供は小さいころから才能の片鱗を見せる。そのまま大人物になる可能性もある。しかし、世の中には大器晩成型の人物もいる。この物語に出てくる「醜いアヒルの子」はまさにそういうタイプの子だと思うのだ。幼いころにパッとしないからといって諦めるのではなく、じっくりと時間をかけて才能を開花させてやることもできるだろう。この作品からは、そんなメッセージを読み取ることができた。
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2017年03月26日

オール・フォー・ラブ

「オール・フォー・ラブ」                 ジェレミー・タイラー
★★★★



エミリーは14歳の女の子。父親、兄と一緒に自転車でヨーロッパへの旅に出る。エミリーはイギリスに住んでいて、自転車の旅はオランダから始める予定である。

電車に自転車を積んで、ブリストルからロンドン、そしてリバプール。そこから、船でオランダへ!

エミリーの父、アランはトラベルライターで、この旅のことを新聞に書くことになっている。エミリーは父のことが大好きだ。

オランダに着き、いよいよ旅がスタートするが、たちまち道に迷ってしまう。そんなことにもめげず、旅は続いていく。オランダには自転車専用道路があるので、サイクリングも楽々!

その日、エミリーはレムコという少年に出会う。なかなか魅力的な少年のようだ。しばらく楽しいおしゃべりをして、エミリーは宿に戻る。翌日、エミリーはレムコに会い、チーズをプレゼントされる。エミリーはレムコをサイクリングに誘うが、彼はいいアイデアを思いついたと言って去ってしまう。

さて、この楽しそうな旅の行方は?レムコとエミリーの関係は発展するのか?・・・などと思わせながら、軽いタッチで話が進んでいく。

この小説の中にEメール用語が出てくる。「You」をUと書いたり、「your」をyrと省略したりするのである。私も外国人とメールのやり取りをすることがあるが、最初はメール独特の用語に戸惑った。しかし、慣れてしまえば簡単に読める。

最後まで読むと、単なる楽しいだけの小説ではないことが分かるのだが、全体としては軽い感じの作品である。
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2017年03月21日

美女と野獣

「美女と野獣」                   ザンティスミス‐セラフィン
★★★★★



あるところに、金持ちがいた。6人の子にも恵まれ、幸せだったが、子供たちは成長するにつれ、変わってしまう。男の子たちは家のビジネスのことで争い、女の子たちは貪欲になった。

ただ一人、ビューティーという愛称の女の子は素直で優しく育ち、金持ちの父は彼女を特に愛した。

しかし、ある時、家が火事で焼け、父親の船が嵐で沈んでしまって、彼は全財産を失った。その結果、彼らは仕事を変えて農業をしなければいけなくなった。貧しい生活の中でも、懸命に家族を支えるビューティー。

そんな中で、父親の船のうちの一隻が嵐の中でも沈まなかったという知らせが入る。父親はすぐに港へと向かうが、上の2人の娘は贅沢な土産を買うように頼む。一方、ビューティーはただバラのつぼみだけを持ち帰ってくれるようにお願いする。

父親は帰りに、ある城に迷い込み、ビューティーのために一輪のバラのつぼみを切り取って持ち帰ろうとする。すると、醜い城主が出てきて、そのことにひどく怒る。そして、ビューティーを自分によこせというのだ。もちろん、父親はとんでもないと思うが、従うしか道がないことは分かっていた。

約束の日が来て、ビューティーは父と共に城に行く。城主の贈り物のおかげで父親は再び裕福になったが、ビューティーを城に置いて去らなければならなかった。

城主に殺され、食べられることを覚悟するビューティー。しかし、その醜い外見とは裏腹に、本当の城主は・・・

人間は顔ではない、とよく言う。しかし、実際は外見で判断されることが多いのも事実だ。だが、外見と中身は同じとは限らない。この物語は、おそらくリライトされていなければ、うわべに惑わされない本物の愛を描いた傑作だと言える。
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2017年03月14日

バラク・オバマストーリー

「バラク・オバマストーリー」                ニーナ・ウェグナー
★★★★★



オバマ元大統領の伝記。

オバマはハワイで生まれた。母がアメリカ人、父はケニア人。父はハーバード大で経済学を学び、エコノミストとして活躍した。母親もハーバード大大学院で人類学を学び、博士号を取っている。オバマが優秀なのにも納得がいく。

しかし、オバマの父親は決して恵まれてはいなかった。アフリカではブリキ屋根の学校に通っていた。そこからエコノミストに。まさにアメリカン・ドリームの見本のような人物である。だが、オバマが生まれてから両親は離婚した。その後、しばらくして母は再婚した。そしてオバマ一家は継父ロロの故郷であるインドネシアでしばらく暮らす。

そこでの教育では不十分だという母親の考えで、オバマはハワイで教育を受けることになる。ハワイの難関学校に入るのだが、その頃から、自分がアフリカ系であるために、孤独感を持つようになる。勉強をサボってバスケットボールに夢中になったりもするが、それで問題が解決しないことにも気がついていく。

そんな状況でも、クラスでトップの成績で学校を卒業する。

そしてハワイの大学からコロンビア大学に編入する。その間も自分が何者なのかというアイデンティティーの問題と直面していくことになる。大学を卒業して仕事に就くが、自分は人を助ける仕事がしたいことに気づき、転職する。

それから、アフリカへ自分のルーツを探る旅に出て、異母きょうだいと出会い、自分のアイデンティティーを確立する。

その後、多くの人を助けるためには法律を学ぶべきだと考え、ハーバードのロースクールに入る。そこでも優秀な成績を収めたようだ。その後は、実際に読んでいただきたい。

この本を読むと、オバマは若いころから、金を儲けるよりも人を助けるボランティア精神が強かったことが分かる。人格者だったのだ。

リライトされた英文で感動するはずがない、と思っていたが、この本にかなり心を動かされたことは事実だ。

現在のアメリカの混乱ぶりを見ると、オバマとトランプの差がより際立つ。この本の最後にオバマの就任演説の全文が載っているのだが、その演説を最初に聴いて、新聞に載った全文を読んでみたときに感動した。やはりオバマは演説の名手だと思う。

お勧めの本である。
ラベル:多読 英語 伝記
posted by 三毛ネコ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ラダーシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする