2017年03月05日

OF MICE AND MEN

「OF MICE AND MEN」                    John Steinbeck
★★★★



力は強いが、少しオツムが弱く、時々トラブルを起こすレニー。彼の面倒を見てやっているジョージ。

彼らは、ある町でトラブルを起こし、別の町に向かっている。子供のようなふるまいをするレニー。

目指す農場に着き、面接を受けるレニーとジョージ。2人はその農場で働くことになる。レニーが問題を起こさないように、ジョージはレニーと共に過ごし、彼の代わりに話す。そしてレニーには誰とも話さないように教えているのだ。

以前、ウィードという町で、レニーは赤いドレスを着た女の子を見て、そのドレスに触った。彼は柔らかくてかわいいものが好きなのだ。しかし、レニーは大男である。その女の子はひどく怖がって、ウィードの農場の人々がレニーたちを追い出したのだ。

自分の農場を持ち、望み通りの暮らしをする夢を語ってやるジョージと、毎日のようにそれを喜んで聞くレニー。

しかし、現在の農場で働くキャンディという男の持ち金と合わせれば、その夢はかないそうなのだ。果たして、ジョージたちは無事に夢を実現することができるのか?

・・・と、このあたりまで読んで、「フォレスト・ガンプ」を思い出した。あの映画も、軽い知的障がいがあるガンプが、軍隊の元上官とえび採り船で事業を始めて成功していた。

しかし、この物語ではそううまくいくだろうか。ラストはショッキングである。そのあたりの描写、説明が不十分で、ちょっと不満が残るが、おそらく、面倒をみてきたレニーに対して、ジョージなりに責任を取ったのだろう。
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2017年02月12日

A Christmas Carol

「A Christmas Carol」 Charles Dickens
★★★



「クリスマス・キャロル」のリライト版。

スクルージは気難しい男で、金だけを愛していた。性格は冷たく、友人もいなかった。しかし、本人はその状態で幸せだった。

さて、あるクリスマスの前夜においのフレッドがスクルージのオフィスに入ってきた。フレッドは笑顔で「メリークリスマス!」と言うが、スクルージは「何が楽しい?」とにべもない。

その夜、スクルージのところに元相棒だったマーレイの幽霊が現れる。そして、3体の幽霊がスクルージの前に現れると言い残して消えてしまう。その後、窓の外を見ると、鎖をつけた幽霊が外を歩き回っているのが見えた。

スクルージは窓を閉め、何とか眠りにつくが、目が覚めるとまだ暗く、午前2時に寝たはずなのに時計の針は午前12時を指している。そして1時になると、最初の幽霊が現れる。そいつはスクルージを連れて外に出る。そこはスクルージが子供時代を過ごした町だった。自分の過去を見せられるスクルージ。彼にもかつては愛する家族や親しい友人がいたのだ。

その後、2人目、3人目の幽霊が現れ、スクルージは人生において本当は何が大切なのかを悟っていく。

有名な物語だが、スクルージの心境の変化がかなりあっさりと書かれている。そのため、心から満足できる読書にはならないが、短くてすぐ読み切れるので達成感はあった。
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2017年02月06日

Level 1 WILLIAM TELL

「Level 1 WILLIAM TELL 」          Friedrich von Schiller
★★★



有名なウィリアム・テルの英語リライト版である。

舞台はスイス。当時はオーストリアの皇帝の支配下にあった。国民はスイスを自分たちの手に取り戻したかったが、そのきっかけをつかめないでいた。

ほぼ登場人物のセリフのみで物語は進行する。オーストリアはスイス国民に重い税金を課していたので、国民は苦しんでいた。それで国民は、スイスの統治者であるゲスラーのところへ陳情に行った。しかし、ゲスラーはその言葉を聞こうとはしない。スイス国民が必要としていたのは、現状を変えてくれる「英雄」だった。

ゲスラーは自分の執務室の前の木に自分の帽子を引っかけて、スイス国民にその帽子を見たら立ち止まり、ゲスラーとオーストリア皇帝に対する愛を示せと言う。心からそんなことをするスイス人がいるわけがないのだが。

その後、有名なあのシーンが出てくることになる。テルの息子が、テルは30メートル離れたところからクロスボウでリンゴを射抜くことができると言い、実際にやってみせることになるのだ。

この物語は子供の時に読んだことがあると思うのだが、息子の頭の上のリンゴを狙って矢を放つシーンしか覚えていなかった。しかし、この話には続きがあるのだ。それは読んでのお楽しみ。

簡単な英語(語彙が300ワード)でリライトされているので、誰でも楽しんで読めるだろう。しかし、このレベルの読み物をバカにすることはできない。私自身、リライトされた英語の小説を100冊読んだら、英語のリーディング力がグンと上がった、という経験をしている。

英語力を上げたいと思っている人はお試しください。
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2007年07月31日

MONKEY

これからは、私が英語トレーニングの一環として読んでいる英語の本の感想も書いていくことにします。


「MONKEY」 Wu Ch'eng-en
★★★




中国四大奇書の1つ、西遊記を分かりやすい英語で書き直したもの。だいたいのあらすじはご存知のことと思うが、英語で読むと、また違った感じで楽しめる。

内容も、少し違っている。悟空が道教の道士たちと妖術を競ったり、川の底に住む王に三蔵法師がさらわれてしまったりする。そういった困難を悟空たちが妖術を使って乗り越えてゆく。

たぶん、こちらのほうがストーリーとしては原作に近いのではないかと思われる。私たちが子供のころ読んだのは、おそらく子供向けに書き直されたものだろう。

これはレベル5で、2300word。文法、構文的には難しいところは全然ない。ちなみに、penguin readers は、レベル0から6までの7段階。レベル6で3000word。私はレベル3から読み始め、今までに40冊読んでいます。高校までちゃんと勉強した人なら、3000wordは知っているはずなので、英語力をUPさせたい人は、迷わず自分に合ったレベルから読んでみてください。
posted by 三毛ネコ at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語 penguin readers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする